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武ニュースDiary
by あさかぜ
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■ポスター公開●武の四川方言●カンヌいろいろ(土豆網、台湾之夜)●カンヌ到着?!●到着!
今のうちに、そのままになっていた9日の天健娯楽の記事も。
「武侠」カンヌバージョンポスター、初めて公開
180万元で飛行機をチャーター、フィルムを運ぶ
第64回カンヌ映画祭はまもなく開幕するが、今回、唯一の中国語映画である、
ピーター・チャン監督、ドニー・イェン、金城武、タン・ウェイ主演の「武侠」が、
カンヌ・バージョンのポスターを初めて公開した。
面白いことに、このポスターには異なる構想の2つの版がある。
1つは横長、1つは縦長で、同じモチーフで色彩を変え、
3人の主演者の、全く異なった持ち味と運命を表現している。
(中略)
ピーター・チャンの言葉によれば、
「武侠」でのドニー・イェンには「3つの地上戦と1つの空中戦」がある。
伝統的な武侠映画と最も違うところは、つまりAB、2つの版がある≠アとだ
――劇中、ドニー・イェンと金城武の場面で、現実と推測が織りなす羅生門≠ェある。
現実がAで、金城武がこうだと思い込んでいるのがBである。
既に昨年末、アメリカン・フィルム・マーケットでの売り込みの際、
ピーター・チャンは10分間のフィルムを編集して海外との交渉を行い、
海外のバイヤーの購買欲をそそった。
「その前まで、カンヌに売り込みに行く準備しかしていなかった。
そうしたら、我々のフランスの配給会社TF1がフィルムを見て、
ピーター・チャンに、絶対に映画祭に参加するようにと言ったんだ」
と、「武侠」宣伝責任者の杜氏は明かした。
「商業映画がカンヌという芸術映画の聖地に歓迎された。
予告編の全く新しい概念のおかげは絶対にある」
従ってカンヌバージョンポスターのデザインは、やはり2つの版≠フアイデアを援用し、
フランス・ヌーヴェル・ヴァーグ≠フ意味を持つ復古的な色合わせを選び、
耳目を一新するビジュアル感覚を創り出した。
この映画の公開は夏だが、映画会社は既に北京、上海、広州、シンセンの4つの都市で、
1000万元で屋外広告を購入しており、5月23日、4都市で同時に武侠旋風≠ェ巻き起こることになる。
ワールド・プレミアまでは、あと3日しかないにもかかわらず、
ピーター・チャンはたった今もタイでポストプロダクションを急いでいる最中だ。
杜氏は、今回CG製作を担当した韓国のHFRは、「グエムルの怪物」を手がけた会社であると語った。
「普段、彼らは飛ぶ弾丸や怪物などを作っているが、仕事が早く、出来栄えも非常にいい。
しかし、今回のCGには医学や力学の原理がものすごく導入されているので、
ピーター監督は用心して、予算を投じ、
ソウル現地でCGスタッフのために家庭教師≠頼み科学知識を勉強してもらった。
以前なら技術スタッフの後ろにCGディレクターが控えて、厳しくチェックすればよかったが、
今回はCGディレクターの後ろに内科の医者がいて、みな非常に緊張していたよ」
昨年のカンヌでは、「譲子弾飛」製作部が飛行機をチャーターして姜文を運んだが、
今年、「武侠」も180万人民元をはたいてチャーターした。
ただし今回飛ぶのはフィルムである。
カンヌ組織委員会が「武侠」プレミアの時間を発表後、1週間、ほぼ毎日、
速達配達人≠ェ韓国のソウルからタイのバンコクまでCG素材を持って運んだ。
映画の音楽の部分も、北京、香港、タイの3地で4人の音楽家がハードスケジュールで制作している。
乗り継ぎと通関にかかる費用と手間をなくして、少しでも時間を稼ぐため、
制作チームは180万元の出費を惜しまず、飛行機をチャーターして、
13日当日にフィルムをタイから直接カンヌへ速配≠キる。
(天健娯楽 2010.5.9)
カンヌに既に降り立った中国マスコミの記者によれば、
「武侠」の大型看板が、パレ・デ・フェスティバルの真っ正面に高々と掲げられて、
明るい地色に青い文字がとても目立つそうです。
この広告の場所は料金が一番高いところの1つだとか。
また、予告編が公開され、あちらの微博では、金城武の四川方言への反応が高いですね。
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05月12日(木)
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