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武ニュースDiary
by あさかぜ
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■美麗佳人(marie claire)@
「marie claire」台湾版7月号の記事です。
始まりがこんななので、ん……と最初は思いましたが、結構面白い内容です。
少しずつ。

   

Sorrowful Splendor 謎様金城武

「赤壁」の諸葛亮を演じるために、
彼はすべての三国志大好き中国人のいばらの批判を引き受けた。
最愛の作品に出るため、1年の内8か月を国外で過ごした。
美貌の俳優であるが、映像のクリエイターと呼ばれるほうを好む。
彼、それは金城武。

このネットの発達した世界では、探せば400〜500万の金城武を見つけられる。
もし、「Takeshi」で検索したら、
2004年に彼が「鬼武者」3のイメージキャラクターになったニュースが見つかるし、
3年前、オフィシャルサイトで日記を書いていたのを知ることができるし、
2008年には「赤壁」に出演したことがわかる。

もし、「金城武」で検索するなら、おそらく408万本の、
この179センチの身長で、10月11日生まれ、「分手的夜裡」を歌い、
プラダとエンポリオ・アルマーニのキャラクターを務めた男に関する基本資料にヒットする。
さらには、例えば「金城武の頬骨は左が右より高い」とか
「金城武に似た強盗が銀行から30万元を奪って逃げた」といった、
大したことないニュースまで目に入ってくる。

彼はミステリアスで追いかけようのない男だ。
私が彼のいるところとつながった空間に1歩踏み入れたとき、
そこにいる誰もが絶えず彼の名を口にしていた。
「金城武は部屋で着替え中です」「金城武はメイク師と一緒に部屋で食事中」
「この服は換えてもいいね、部屋に行って金城武にいいかどうかきてもらおう」
だが、この空間に踏み入れてから1856秒間、コーヒーを1杯飲み、
レコーダー用の電池を買って帰ってきても、まだ彼は姿を現さず、
私と彼とを1枚の扉が依然として隔てていた。

1859秒たった時、つまり、その3秒後、ようやくその神秘の門は開いて、
伝説の179センチの男性が、白いスーツに包まれ、
部屋の白熱灯の逆光の中を歩いてきた。
その1秒間、現場の23人の46の目が、すべて同じ方向を向き、彼に注がれた。
ネット上の幾百万の資料の見出しの名前が、
すべてこの世界に2人といない人間――金城武、を指しているのとそっくりに。

話を聞くために彼と一緒に腰を下ろすとき、
実は彼が何もかもは話してくれないことがわかっていた。
彼は私生活や過去や人間関係や、恋愛は話してくれない。
かくも長いことスターであり続けたので、すでに垣根を作り終え、あの更衣室のように、
プライベートな自分とマスコミに対する自分とを切り離してしまっているのだ。
今の頭の中は話してくれない、しかし、それなら、もし過去に遡ったら、
私たちに心を開いて何か話してくれるだろうか?  (続く)


BBS  ネタバレDiary   1:40
07月24日(木)
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