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武ニュースDiary
by あさかぜ
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■主播會客室のインタビューA
続きです。
陸浩明(インタビュアー) 心を本当に動かされた人はいますか?
ケリー・チャン 金城武ね。
陸 そうなんですか?
ケリー ええ。
陸 どうして?
ケリー 本当にハンサムなの。
――私たちの番組で、以前ケリー・チャンのインタビューをしたことがあるんです。
彼女は大勢のクールな男性たちと共演してきました。
もちろん、あなたとも。
それで、彼女が映画デビュー以降、、たった1人だけ、心を動かされ頭が真っ白になった人は、
それはあなただと(笑)。
武 どうして?(笑)
――あなたに聞いたらわかるかと。私も知りたいの(笑)。
武 彼女に聞かなくちゃだめだよ、ぼくじゃなくて(笑)。
――何をしたら彼女がぼうっとしてしまったのか知りたい。
武 ぼくらは何本も一緒に映画を撮ったでしょう。
それで、どれも……どう言ったらいいのかな、初めは互いによく知らなかったんだけど……
そのあと、2本目、3本目と共演するにつれ、
どんどん彼女がどんな人かわかるようになった。
で、彼女もたぶん少しずつ、ぼくがどんな人間かわかって、
しゃべったり笑ったりするようになったんですよ。
いい感情を持つようになって。
ある映画のときはフランスに行かなくちゃならなくて、撮影班も全部行ったり来たり。
ベトナムにも行った。で、たぶん親友という感じだと思う。
――彼女がそんなふうにボッと来るのははすごく珍しいことよね。
知ってるでしょ、彼女は絶縁体で、全然浮いた噂がないこと。
武 ほんとに知らないよ(笑)。
――無意識に彼女を引き付けてたってわけ?(笑)
武 そう? そんなことないよ。たくさん共演したから。
――あなたは大勢の女優と共演していますけど、
なかでは誰とよく心が通じてたと思います?
武 どの人ともそうでしたよ。映画の内容が違うから。
ケリーとぼくもラブシーンがだんだん多くなった。
確か、最初はなくて、お互い知らない同士という感じだった。
その後の映画では恋があって、彼女は可笑しな面もあり、
実際、とても天真爛漫で可愛いんです。そういう彼女の一面が見られましたよ。
――恋愛映画に何度も出て、大勢の女優と共演してるのに、噂がすごく少ない。
女優と共演してカメラの前では愛を語り、終わったら完全に離れられる?
どういうふうにやっているの?
武 ぼくは……何て言ったらいいんだろう。
映画のストーリーの中の男女の愛は、ぼくが見る立場だったら、
彼らと同じようには考えないかもしれない。
でも、いったん恋愛の芝居を始めたら、実はそれは仕事に過ぎないから、
百パーセント主人公と同じ気持かと言えば、たぶんそうではない。
でも、撮影のときにはそうなんです。それは一種の訓練ですね。
だから、仕事の時はできるだけ努力する、うん、
この主人公はこんなふうに彼女を抱くはずだとか、こんなふうに向き合うはずだとか、
接するはずだとか、そういうふうにやります。
けれども、カメラが止まれば、それはなくなる。
それは物語だからで、ぼく自身は違うんです。
――自分自身の恋愛経験は多いの? どうやってなりきるのかしら?
武 ぼくは、映画の中のヒロインに対して、映画の中ほど簡単には好きにならないですね。
そんな簡単に惚れない、共演してるときは。
――なぜ?
武 それは仕事だから。
――でも、その後も連絡を取り合ったりします?
武 ある、ある、やっぱりありますよ。でも、ときどき、
「やっ、いけない、いけない、これ以上続けたら、好きになっちゃうかもしれない」(笑)
ということもある。
自分でわかるから、やっぱりありますよね。
――そういうような経験、あったの?(武うなずく) それは誰?
武 君には言わない。(2人大笑い)
だけど、自分でストップをかけるのは難しいことだと思う。
――コントロールできるの? すごいわ。
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07月22日(火)
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