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武ニュースDiary
by あさかぜ
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■U MagazineA
昨日の続きです。
一部分、色で伏せます。
「投名状」は先週公開され、興行成績はうなぎのぼり、
順調に行けば、「色、戒」に追いつき、
2007年度最高収入の中国語映画の1つになることは間違いないだろう。
映画は酷寒の山岳地帯で4ヶ月間行なわれ、
さらにアクションや戦闘シーンも多かった。
しかし、大変さとしては、一番辛かったものとはいえないと、
金城武は笑って言う。
「前にも、零下何度というところで撮影をしたことがあります。
けれど、今回はものが充実していて、夜が凍えるほどでも、
少なくとも今回は暖かくできるものがありました。
寒ければ、多く着込む。
ぼくはカイロを手放したくなかったですよ。
保温下着を着て、保温パンツをはいて。
厚着してればけっこう大丈夫、内側につめものsれば、
ぶたれてもあまりいたくないですしね」
金城武演ずる姜午陽は、もともと山賊だった。
野獣のように猛々しく、アンディ・ラウ扮する山賊の頭領、趙二虎は
彼を実の弟のように扱ってきた。
その後、姜はジェット・リーが演じる将軍、龐青雲に従って軍隊に入る。
何度も出陣しては勝利を経験し、龐を物事の判断の基準として尊敬するようになり、
趙とは次第に距離が生じていった。
姜の考え方は単純で、2人の契りを結んだ義兄弟の仲を修復するためには、
次兄の妻を殺してしまいさえするのだ。
最後は、次兄の仇を討つため、かつての誓いを破った龐を殺しに行く。
監督に質問の連打を浴びせる
映画は兄弟の情を語っている。
3人の姓を異にする兄弟は、誠実な誓いを立てたが、
名誉と利益、そして女性の誘惑に勝てず、結局3人とも悲惨な結末を迎えることになる。
兄弟の情の偽りと脆さこそ、監督ピーター・チャンが語ろうとしたものである。
「良い兄弟♀ヨ係はあると思います。
ただし、ある時間内のことで、時が過ぎればそれを保っていくのは難しい。
子どもの頃から、学校で固い結びつきの仲間はありました。
一緒にけんかしたりナンパしたり。
でも、みんな大きくなって社会に出て仕事をするようになると、
もう一緒に行動することはない。
それぞれ人生の目指す方向がもう違ってしまっているのですから。
それでも、一緒にいたあの時間、気持ちは本物だったと思っています」
「投名状」はピーター・チャンの「如果・愛」に続く、
2度目の金城武との仕事である。
ピーター・チャンは、金城武は論理を強く求める俳優で、
どんなことにもある解釈を必要とするのだと言う。
この点について、金城武も確かにそうだと認める。
「ぼくがいつも監督に言っているのは、『理解できません』『うなずけません』
『これは論理的におかしい』ということ。
監督も説明しきれないときがあります。
覚えているのは、『如果・愛』の撮影のとき、
脚本を読み終わって、1つだけ疑問がありました。
どうしてぼくの役は自分に背いた女性を、
10年間も、あんなにも愛していたのだろうかということ。
! need a reason!
彼女が彼を幸福だと感じさせたことがたった1つでもあれば、それでいいんです。
残念なことに、監督は最後まで答をくれませんでした(笑)」
「投名状」はチャン・チェ監督の「刺馬」のリメイクであるが、
中で兄嫁を殺害するシーンは、新しく加えたものである。
金城武はこのシーンを2回のテイクで演じた。
その撮影中の話にも、彼の論理的な性格があますところなく表れている。
「最初は完全な無表情で、言葉も調子をつけずに話して殺し、
泣くこともしませんでした。
自分が何をしているのか全然わかっていない状態です。
演技が終わったら、監督がだめだと言う。
そこで、2回目は、もう少し悲しみを出してやりました。
でも、ぼくは最初にこう思ったんです。
末弟が兄嫁を殺すなんて、気がおかしくなっているに決まっています。
そうでなくて、ただ辛さからだったら、絶対こんなことはしない。
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12月31日(月)
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