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武ニュースDiary
by あさかぜ
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■孫淳の話●9人の脚本家(投名状)
俳優(歌手もかも)が「偶像派」か「実力派」か、
あちらではよくそういう取り上げ方をしますが、
TOM娯楽で、この問題をめぐって、ゲストに聞く、というのを
連続してやっていたようです。
昨日、孫淳(スン・チュアン)という大陸のベテラン男優が登場した中で、
金城武への言及があったので、その周辺を抜粋して、少し。
日本ではあまりこういうことが言われないのは、
アイドルだらけのせいでしょうかね。
孫淳:金城武の前途は長い
その努力はよく見える
司会者・姜輝 TOMネット利用者のみなさん、こんにちは。
TOM 娯楽英雄会をご覧頂いてありがとうございます。
今回はこちらにゲストとして、めったにネットには登場せず、
マスコミに顔を出すことの少ない、国際的現代劇役者の孫淳先生をお招きしています。
(中略)
司会者 今日は、アイドル俳優と実力派俳優の対決について、
引き続き考えたいと思います。今日は雌雄を決する論題です
――美醜は、アイドル派と実力派を分ける唯一の基準なのか?
私が特に孫先生にお聞きしたいのは、容貌は、
演技者が実力派かアイドル派かを決めるもので、ありうるのだろうかということです。
すごくきれいで、美貌で、あるいはかっこいいと感じることは、
間違いなくアイドル派と認めたことになるのか、
あるいは、外見が平凡で、特に優れていなければ、実力派になるのでしょうか。
孫淳 絶対的な境界ではありません。
黒は黒、白は白、ではない、そういうことです。
司会者 孫先生、あなたは自分を実力派と考えますか、
それともアイドル派の俳優ですか?
孫淳 本当を言うと、そういうことは他人がするべき評価で、
自分が自分を評価するのはちょっとおかしいですよね、
自画自賛みたいに聞こえるでしょう。
しかし、実はどの俳優も、多かれ少なかれ、自分に対してある程度区分をしていて、
私は自分を両方にまたがっていると考えています。
なぜか? 例をあげてみましょう。
映画にはたくさんのジャンルがあります。
例えば夏休み時期の外国映画には、もちろん子供向けがありますし、
サスペンス、芸術映画、商業映画があり、
どのタイプにも、それに合うスター達がいる。
そしてどのジャンルにも、そういうスター達を好きなファンがいる。
これはどのタイプかと、かっきり分けるのは大変難しいのです。
例えば金城武は、1人の男性として見ると、非常にかっこよく、
今のトレンドにあっていて、今のトレンドというのは、
エンタテイメント化の時代です。
芸術は現在、エンタテイメント化の機能でしかなくなってしまいました。
このような中にあって、彼が出演するのはドラマであり、
あるいは夏休みシーズンの映画です。
彼が登場すると、大勢の若い俳優たちは大喜びし、
若い娘だったら悲鳴をあげる者もいます。
異性だけではありません、
私も同性として、男でもこんな容姿の者がいるのか、と思います。
なぜかって?
私はアニメが好きなんですが、
彼のイメージは日本のアニメの若いヒーローにそっくりで、
ちょっとないくらいクールな姿をしていますよ。
例えば、金城武は絶対、アイドル派です。
そのわけは、ファンが映画館に行くのは、
金城武が演じている役の人物を見たいからではなく、彼本人を見たいからです。
こういう境界線を引いたとき、彼はスターなんですよ。
例えば、私の年代では、私は高倉健がとても好きです。
チャン・イーモウが雲南で撮ったあの映画、
「単騎千里を行く」での彼がそうだった。
明快なロジックです、
観客は映画館に彼本人を、高倉健本人を見に行くのであって、
高倉健が演じている役を見に行くのではない。
これこそがアイドル派のスターです。
実力派はどうか?
すなわち、彼――俳優自身から非常に離れる、それが俳優の条件です。
例えば、非常に上品でおとなしい人だが、演じる役は、無頼漢の山賊でもいいし、
自分のイメージを変えて、すごく太った人間を演じることもできる。
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12月23日(日)
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