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武ニュースDiary
by あさかぜ
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■内幕をバラすピーター・チャン●宣伝の旅始まる●写真集●北京プレミア実況●あれこれ●上海プレミア(写真と記事)
話し上手で記憶力もいいピーター・チャンが、
「如果・愛 Perhaps Love」の内幕をいろいろ話した中から、いくつか。
とにかくあちこちネタバレで、
ご紹介部分も、一部分は白字で伏せます。

二、監督役、最初の心積もりはアンソニー・ウォン

ピーター・チャンが、初め、アンソニー・ウォンに摂文(監督役)を
依頼したいと思っていたのは、誰も知らなかったことだ。
「見たところ、ジャッキーより内地の監督らしく見える。
ちょっともったいぶった感じでね、説得力がある。
だが、アンソニー・ウォンは昔バンドにいたことがあったけれど、
それはアメリカのフォークソングで、
ミュージカルの華やかさがなかったんだ」

ジャッキー・チュン演じる監督に説得力はあるかどうか。
ピーター・チャンは自分の選択を後悔していない。
「チェン・カイコーやチャン・イーモウを、
本当に監督役に頼むということもできた。
それなら、らしいかどうかの問題は起こらない。
しかし、リアルすぎる・
それにまた、観客がジャッキー・チュンの恋を見るのと、
チェン・カイコーの恋を見るのとでは、はっきり移入度に違いがある。
あるいは、内地の俳優に演じさせたら、もっとそれらしくなるかもしれない。
例えば陳道明とかね。演技はすごくいい。
だけど、ファンタスティックな感じ、ロマンティックな感じが足りない。
やっぱりジャッキーが合っている」

三、武と同じ舞台に立ちたいと思う男優は何人もいない

なぜジャッキー・チュンに難しいのを無理して♀ト督役をやらせたのか、
ピーター・チャンにはもう1つ、明かせぬ苦衷≠ェあったのだ――
ミステリアスで控えめな金城武には、一種独特な、
女達を狂おしくさせる魅力がある。
このことが、香港台湾の芸能界をいろいろ見ても、
彼と進んで共演してもいいという、または共演する勇気のある者は
あまりいないという事態にさせているのだ。

ピーター・チャンもこの苦労にぶつかった。
「金城武、まさに恐るべしさ。
華人男性スター中、30歳にしてトップクラスのアイドルとなり、
トップクラスの人気を持つのは、彼しかいない。
誰が彼と一緒に並びたいと思う?
ぼくは何人もの俳優と話したが、彼らはみな、金城武は危険すぎると感じていた」
懐が広く優しいジャッキー・チュンだけが、この挑戦を喜んで受け入れた。
あるいは、こう言えるだろう、彼はこれを競い合いとはとらえなかったのだ。
それに、彼にはスターの輝きがあり、金城武にも比肩する。
一番のポイントは、ジャッキーだけが、
湧き起こるような感じを歌で表現できるということだった。

六、服を脱がぬ金城武

映画の中で、サンドラ・ン演ずる金城武のマネジャーが現われ、
携帯電話で先方にこう注文する。
「脱ぐのはだめ、激しいキスシーンはだめ、ヌードはだめ」
事実、これこそ、まさに金城武本人が、撮影契約で要求したことだと、
ピーター・チャンは明かす。

「ぼくは、プールで泳ぐシーンで水着になってくれないかと、
彼に相談したことがあるんだ。
だが、彼はどうしても服を脱ぐことを承知しなかった。
彼のマネジャーは、彼は上半身だって脱いだことがないのだと言う。
その結果、服を着たままでプールに入り、
水をかぶったり、もぐったりしてもらわざるを得なかった。
その効果が思いのほか良かったんだよ。
服を着ない場合より遥かに良かったんだ。
林見東が失恋した後のエキセントリックな状態とプレッシャーとを、
ありありと表現していた」(新聞晨報より 2005.11.28)


ピーター・チャンは、言葉を多用する監督で、いろいろな言い方、
表現をする人だと思うんですよね。
「花瓶」発言にしろ、「裸はだめ」にしろ、
確かに武はめったに脱がないし、特に雑誌などの撮影では、
絶対に肌を見せてアピールすることはしませんけれど、
映画なら、最近のでも「LOVERS」「ラベンダー」で脱いでいますよね。
契約で……というのは、言葉のあやで、いろいろなことを冗談めかして、

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11月29日(火)
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