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武ニュースDiary
by あさかぜ
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■とりあえず上海の記事
2日続けてこんな大きなイベントがあるだなんて……
今日、上海の記事を電車の中でセレクトしていたのに、
アップするヒマもなく、北京のニュース。
とにかく時間がないのに、数も多すぎ。
とりあえず上海の方の一部を。

今日は家に帰ってすぐPCを立ち上げて、という時間で
最後の方、オークションでの武をネットで見ることができました。

かねてからミステリアスと言われている金城武は、
会見の間中、謙虚さと遠慮深さを見せ、
人気スターのおごった様子がまったくなかった。

記者が、主役としての感想をたずねると、彼はにこにこしながら答えた。、
「そういうふうには言えません。
どの人もこの映画の主役で、それぞれが映画の中の色に個性があって、
みんなとても努力したし、心をこめていたし」
他の人間がこんなことを言ったら、うそっぽく感じるが、
金城武の口調と表情だと、心の底から言っているのだと信じてしまう。

彼はヒロインのジョウ・シュンをどう思うかと聞かれて、こう言った。
「ジョウ・シュンはすごく演技がうまくて、
ぼくの演技に影響を与えてくれて、お礼を言わなくちゃなりません。
彼女の目に触発されて、ぼくはいろいろ演じることができましたね」
「如果・愛」の撮影は大変だったと、彼は率直に言う。
「劇中で泣かなくちゃいけなかったし、当り散らしたり、
感情の変化に自分が壊れそうになりました。
でも、このような極端なまでの愛を演じて、演技でも飛躍ができたと思います」
執着しない金城武は、賞を獲得することには、全然興味がなく、
一つ一つの作品でいつも飛躍できることだけを望んでいるのだ。
(新民晩報 2005.11.29)


もう1本、上海のニュースから


金城武はひたむきな男

ミュージカルをやるジョウ・シュンを想像するのはやさしい。
大きな目の底に妖精が見えるからだ。
しかし、ミュージカルをやる金城武はとなると、想像できるとは限らない。
いつまでもあんなふうに寡黙であり続けるように見えるから。
ところが、昨日、彼と面と向かってのインタビューした折、
彼にただよう神秘さ≠ヘ、ひょっとしたら、
彼の事務所が彼に与えたお守りリング≠ノすぎないのでは
ないかと気がついたのだ。

事務所は過保護

記者会見が始まる前、やってきた記者達は全員、
主催者からのお知らせを受けとった。
そこにはなんと、こんなことが書いてあった。
「金城武は、あらかじめ提出されていないサインと撮影の
要望はお断りします」

そして、金城武が単独インタビューの部屋に現われた時、
一緒についてきた大勢ののアシスタントが、
あわただしくその場を点検しながら、重ねて言った。
「カメラマンでない記者のインタビュー時は、
絶対写真を撮らないで下さい」

幸い主役の金城武がいよいよ登場すると、
彼はそんな手の届かないような人ではなかった。
穏やかな面持ちで、にこにこしながら質問に答えてくれた。
ある記者が、彼の「如果・愛」での演技が成長し、
監督が言っていたような作品全体の要≠ナあるとほめたとき、
彼は急にはにかんで、
「本当は、誰もが主役であり、要なんです。
ジョウ・シュンは演技が上手で、
ぼくの演技を引き出してくれたことに感謝しなくちゃいけない」と言った。

彼は、「如果・愛」のドラマ部分と踊りがすごく好きだと言う。
「自分の演技にはけっこう満足しています。
特に歌で感情を表現するのがおもしろかった」
「それでは、またアルバムを出しますか?」
そう質問した記者は、たちまち近くにいたマネジャーに、
「映画に関係のない質問はしないでください」と叱りづけられてしまった。

記者があっけにとられているのを見た金城武は、
ふざけるように目をパチパチさせると、こっそりとというふりをして、
その記者にこう言った。
「アルバムを出すつもりはないです。
でも、ぼくの歌、とても良くなったと思わない?」

泣くシーンが演技力を向上させた


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11月30日(水)
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