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武ニュースDiary
by あさかぜ
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■サントラ評(如果・愛)
「如果・愛 Perhaps Love」のサントラCD――聴いてしまいました。
全部ではないけれど、武歌唱の部分は一通り。
私は「忘了我是誰」が良かったな……
歌の意味を思うと、すごく切ないと言うか、泣けそうです。

ジャッキーさんはすごくうまいけど、声の質は武の方が魅力的。
映画で聴くと、CDで聴いているのとはまた違うんでしょうね。
サントラ関係の文章を2つ。

先週の土曜日、TVB38周年記念番組において、
ジョウ・シュンの歌と踊りは多方面から好評を得た。
このときのパフォーマンスは、12月初めに公開される
中国初のミュージカル映画「如果・愛」の中のものである。
映画公開前に先駆けて、サウンドトラックが発売され、映画を盛り上げる。

サントラを聞いてみると、歌唱力抜群のジャッキー・チュン、
内地でCDを出して最も成功している女優ジョウ・シュン、久しぶりの金城武、
人気絶頂の「閔大人」チ・ジニといった演技も歌もできる大スターに加え、
ピーター・カムによる音楽が、アルバム全体の作りを
非常に優れたものにしているし、情景の浮かぶものになっている。

さらに作品がミュージカルであるから、音楽の質は疑いの余地無しであると同時に、
このサントラを通じ、映画への期待もいっそう高まる。
歌い手達の素晴らしい歌唱も、映画のすぐれた宣伝になっている。
期待通りの効果だろう。
(武漢晨報 2005.11.27)


Yes Asiaで添えられていた批評です。

オスカーの外国語映画賞を狙い、
またアメリカで映画賞を獲得したピーター・チャンの新作「如果・愛」は、
各地で注目の大作である。
映画の公開は12月に入ってからだが、サウンドトラックが先に発行され、
映画ファンや音楽愛好者、各出演者のファンは、いち早く聴くことができて、
映画鑑賞前のウォーミングアップも充分である。

この、中国人映画史上、最も意気壮大なミュージカル大作は、
ジャッキー・チュン、金城武、チ・ジニ、ジョウ・シュンという4人の
出身も別々な大スターが出演すると言うだけでなく、
劇中の歌曲も4人自らが歌っており、吹き替えなし。
強力キャストと言える。

歌曲制作の方は、レコード会社と映画会社が、
多くの知名度も才能もある音楽家に依頼したものだ。
例えばプロデュースと映画音楽に優れたピーター・カム、
歌詞は台湾の作詞家、姚謙、娃娃、易家揚、
それに音楽劇「四川好人」音楽総監督、高世章ら、
その陣容はジャッキー・チュンのもう1つの創作音楽劇
「雪狼湖」と比べてもあまり遜色ない。

ただ、ただどんな歌手たちだとかスタッフだとかは、
歌曲のレベルのごく実際的な一部にしか過ぎない。
確かに、このサウンドトラックに収録された歌曲のレベルは
きわだって精緻で、多くの歌が充分聴くに耐える出来であり、
愛のロマンとミュージカル映画の賑やかな雰囲気が豊かなので
強い力と、ある芸術性に富んでいるし、
流麗で人の心を動かし、聴く者をたやすくこのアルバムの
(とにかく映画はまだ上映されていないのだから、映画のとは言えない)
世界に引き込んでいく。
感動的な傑出した作品であり、外国の大作とほぼ同じ水準と言ってよく、
映画そのものにも一定の期待を抱かせる。

4人の歌い手はそれぞれの歌唱表現を持つ。
ジャッキー・チュンの歌唱は一貫した成熟、精緻な深みを保ち、
チ・ジニは新鮮さで手助けをし、
ジョウ・シュンのあのハスキーな声がこんなにも甘くなりうる。
そして長いこと歌っていなかった金城武もまた、
深い憂いの心を表現し得ている。

主題歌「如果・愛」は曲も詞も良く、ロマンティックで叙情的で、
ジャッキーの歌唱も感動的だ。
CDの最初の曲であるが、なかなか良い始まりで、物語全体の総覧図のようだ。

ジャッキーとチ・ジニの「命運曲」はメロディーが良い。
編曲の起伏の付け方も適切だ。
2人の内、ジャッキーの歌唱が最もすぐれ、圧倒する。
北京語の歌は初めてのチ・ジニの発音はまずまずだが、歌唱力は及ばない。


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