ID:23473
武ニュースDiary
by あさかぜ
[6278125hit]
■金城武という都市@
「女性大世界」という中国大陸の雑誌に載った記事です。
藍マミーさんご提供の記事を、にゃおさんがサイトにアップして下さって、
文字も読めるように大きくして下さっているので、
訳させていただきました。
何年何月号か、聞くの忘れた……
これも長めなので、多分3回に分けると思います。
charming men
A City, A Man
距離感と呼ばれる 性的魅力がある
金城武という名の 都市がある
いまだかつて、こんなに無造作な男がいたことはない。
その眼はこんなにも曖昧模糊として、その微笑みはこんなにもつかみどころがない。
恋の噂もほとんどなく、なのにこんなにも多くの人が彼のことが気になって、
忘れられない。
金城武の魅惑は神の恵みであり、
あたかも3千メートルの地底から来るかのごとき力で、
男の性的魅力を余すところなく見せ付ける、
こんな心を吸い込む力に抵抗することが、何人の人間にできるだろう?
うまく呼吸ができない、なのに、心はこんなにもゆったりとしている。
金城武は、そのように称えられる男となったのだ。
彼は、ちょうど、永遠にたどりつけない都市のようだ。
人が認めうるのは、ただその美しい顔だけで、全貌を知るすべは永久に無い。
少年
彼は東京から来た。
いくつもの季節の中で、いく度も開花を繰り返し、成長した。
中国内地の人間は、彼を日本人だと思っている。
日本人は、香港人だと考え、香港人は台湾人だと言う……
だが、このことが彼のスターとしての運勢に影を落とすことは決して無い
――美しい眉目、高い鼻、広い耳、鋭い眼差し、きゅっと締まったくちびる……
生まれつきのスターの相だ。
中日混血の背景は最高の幸運であり、
両岸三地(大陸・香港・台湾)における人気がその証である。
少年の昔、彼は可愛らしいアイドルであり、学園物映画の青春の象徴だった。
30を過ぎ、彼は、波頭に立って風を切り、心高ぶらせる衝撃であり、
変わりやすい空の下、束縛を脱ぎ捨てる快感である。
「LOVERS」のころ、金城武は中国日本を次々に風靡、
日本では、彼の旧作映画や過去のアルバムまでが先を争って求められた。
1993年の「ワンダーガールズ2」から2004年の「LOVERS」まで、
俳優としての彼はすでにデビュー後10年。
かつてウォン・カーウァイの作品における惑いの代名詞となり、
また、かつて、シルビア・チャンの「君のいた永遠」で
不器用な青春を一身に託されて、
彼を失望することのない神話と見なす人は、いや増した。 (続く)
BBS 1:30
01月11日(火)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る