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武ニュースDiary
by あさかぜ
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■金城武の子ども時代(「PUSH偶像」より)A
それで気持ちが腐ってしまい、友達につられてタバコを覚えてしまいました」
それでも、この悪い習慣を止めたいとは思っていた。
一般に反抗期の子どもは、跳ねっ返りの行動に走るが、
金城武は腕白であっても、家の決まりにはきちんと従った。
お父さんが一と言えば一なのであり、口答えはせず、必ず従った。
台北に帰ってきている間、お父さんは夕食後の時間を利用して家族会議を開いた。
そして注意深く子どもたちに尋ねる。
「私がいない間、学校でどんなことがあり、どう解決したか、どう対処したか?
どんな困難があったかな?」
父と子は誠意をもって問題に当たり、率直に話し合った。
気の置けない親子の交流であり、たとえいつもそばにはいなくとも、心は常に通い合っていた。
父親の威厳を武は尊敬して、こう話す。
「お父さんは仕事がとても忙しいから、ぼくらと接する時間が少ない、
だから、ぼくらのことを知るのは難しい。
他の日本人のお父さんが大体そうであるように、
時間をかけて初めて理解することができます。
本当はお父さんはぼくらのことをとても考えていて、
ただその表現の仕方が、お母さんとは違うところがあるというだけです」
アメリカンスクールに入ってから、金城武も外見に気を遣うようになった。
特に土曜日の学校のパーティーには、必ずおめかしして出席した。
友達は多く、いろいろすることも多かったが、それでも必ず夜12時前には帰宅した。
アメリカンスクールでは、その優れた外見が、
またしても人の目に留まることになった。
美容院に行ったとき、CM制作会社の人が気に入って、CMに出演するよう説得したのだ。
そのとき、武は学校を休み、一家でアメリカに遊びに出発する前日だった。
名刺を見るなりお母さんは言った。
「CMに1本出るだけで3万元ですって? 騙されてるのよ、ひっかかっちゃだめよ」
アメリカのシアトルやカナダでは湖水地方を散策するかたわら、
お父さんは息子たちにゴルフを教えた。
武は興味を持てなかったが、次兄の方は大いに興味を示し、ゴルフ選手になろうと決心した。
武は兄と一緒に一足先に台湾に帰ると、内緒でCMに出演した。
そして生まれて初めての出演料1万元をもらい、お母さんに見せた。
とても嬉しかったそうだ!
父は武にゴルファーになってほしかったのだが、武はゴルフが好きでない。
そこで、「20歳になったら、何をするかは本人に決めさせましょう」
とお母さんが提案した。
お父さんは、
「この道に進もうというなら、本気の訓練が必要だ。
もし、ただ面白いからというだけの理由なら、3年ほどやってみて、
また自分でどうするか決めなさい」とよくよく言い聞かせた。
CMを撮ったのは面白そうだと思ったからだ。
ところが福隆(フーロン)事務所が目を留め、契約するよう、何度も声をかけてきた。
「あの人たちはぼくがバイクを買いたがっているのを知っていたんですよ」
結局、そのバイクゆえに武は説得されてしまう。
15歳で福隆と契約するとき、両親は強く反対した。
留学か、他の業種の仕事につくかしてほしいと願っていたからだ。
しかし、武は演技することに強い興味を感じていた。
CMだけでなく、ドラマやCDなど、どれも試してみたいと思っていたのである。
(続く)
あと1回です。
お母さんの話による文章はここら辺まで、以下は武へのインタビューが主になります。
この雑誌記事は、中国のファン、武のいた永遠さんが微博にアップして下さった画像によるものです。
ありがとうございます。谢谢。
BBS ネタバレDiary 13:45
12月17日(月)
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