ID:23473
武ニュースDiary
by あさかぜ
[6278319hit]

■GQ取材記G●金城武に独占インタビュー?(更新)
上海では12日公開ともありますね。
で、今日の新聞晨報が、「変相黒侠(K-20 怪人二十面相・伝)」について、
先日、金城武に本誌独占インタビューを行なった、と
問答を掲載しているのです。

どこでやったんだ〜
それともファックスか電話かしら。
でも、なんか、ちょっと異例ですよね。
大して新しいことはしゃべってないようですが、
あとで見てみよう(ただいま仕事中…)→ これです。

23:30更新 こんな内容です。
新しいものではないけれど、今や、本人が話したというだけで貴重ですから……


金城武主演「変相黒侠」
松隆子をおぶって走れず

佐藤嗣麻子脚本監督、金城武、松隆子主演のアクション映画
「変相黒侠(K-20 怪人二十面相・伝)」が、12日、上海市内の大きな映画館で公開される。
この映画は著名な推理小説家、江戸川乱歩の小説の映画化である。
物語の舞台は1949年の帝都。
松隆子の結婚を前にして重大な窃盗事件が起きる。
サーカス団の美しい手妻師、金城武に嫌疑がかかり、
さらに伝説中の怪盗であるとみなされる……
作中、監督は大量の特殊撮影とCGの効果を導入、金城武は身体能力を披露し、
連続後方宙返りのみならず、屋根から屋根へ飛び移り壁をよじ登り、
さらにはヘリコプターから片手でぶら下がる高難度のアクションを見せて目を奪う。
先日、本誌記者は「怪盗」金城武に単独インタビューを行ない、
現実の彼自身と劇中の役との違い、および撮影エピソードを尋ねた。

高所恐怖症で頭が真っ白に

――映画を見てどう感じましたか?

金城武 怪人二十面相の話は子どもの頃から知っていました。
黒い東京タワーが面白かったですね。
CG処理が済んだフィルムを見始めて、すぐ、自分はこんな世界で動いてたんだと思いました。
凄かったです。本当に尽きない魅力がありますよ!
要するに楽しい映画で、アクションとCG、音の効果もすべて素晴らしかったです。

――クールな役ですよね?

金城武 監督と話をしました。この映画では二枚目をやるべきか、
それとも滑稽な道化を演じるのか。
そのとき、監督は道化の方が主だと言いました。
それで監督の意思に従って、どこで笑いを入れられるかといつも考えていました。
喜劇を演じるのはもちろんわくわくすることですが、演技自体は決して簡単ではありません。
人を笑わせるのは一番難しいですよ! 
でも、笑わせることができたら、それは最高ですね。

――アクションのためにどんな訓練をしましたか?

金城武 何もしていません。確かにヘリコプターに飛びつくシーンもあるし、
激しいアクションもありました。
それにぼくは高所恐怖症なんで、本当に怖かったですよ。
でも、今回のアクションチームをとても信頼していましたし、
安全面も綿密に考えられていたので、まあ大丈夫でしたね。
ただ、1度、非常に高いところで撮影したときには、頭の中は空っぽで、
「どうしてこんなところにいるんだろう」とばかり考えていましたが。

舞い上がって自分を誉める

――あなたが演じた手妻師の平吉は指南書を読んで泥棒を学びますが、
普段のあなたも目的のためにたゆまず努力する方ですか?

金城武 いつもは怠け者です。ぼくは好きでないことのために努力するより、
自分が面白いと感じられるものを探すほうがいいと思っています。
映画が好きだから、たとえ他の人とは違っても気にせず、自分を鍛える。
平吉はそんなふうに考えるから、あんなに努力できたんだと思います。

――平吉は修行がうまく行くと、「すげー! 俺」と自分を誉めていますが、あなたは?

金城武 舞い上がってますね(笑)。ずうっと自分を誉めてやろうと思ってました(笑)。
誰でも聞いたことがあるでしょう、「自分を愛する者だけが、人を愛せる」という言葉。
自分を感動させられなかったら、どうして人を感動させられる?
どうして自分が自分を信じないの?
一流の監督、一流の脚本、一流の役者がそろっても、必ずしも一流の面白さになるとは限らない。

[5]続きを読む

03月05日(金)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る