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武ニュースDiary
by あさかぜ
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■GQ取材記B
彼らはナイトクラブを転々とし、酔いつぶれるまでやめなかった。
最初にダウンするのは決まって金城武だったので、「兄貴」の呼び名がついた
――いつも酒場で人に面倒をみてもらうことになるからである。
「大勢で飲んでいるとき、いやらしい話になると、彼はやはりきまり悪そうにしていたね」

金城武はその頃の音楽関係の友人たちと、
今でも共通の思い出の中のあの温かな友情を保ち続けている。
彼は今でも彼らの飲み友達であり、飲み屋好きの黄連と一緒に、
金を出してバーを開いたほどであり、たまには店に顔を出す。
今、彼らは90年代の自分たちを笑って振り返り始めた。
黄連は言う。
「君をだめにしたのは、俺たちじゃないぞ、音楽だ」
金城武がこたえる。
「なんだ、わかってたんですね。知りませんでしたよ」

「10数年にわたるつきあいで、口論はしょっちゅうだった。
考え方、物事を見る角度が違ったんだ。
彼は、ぼくが怒りっぽいたちなのをわかっていて、
よくぼくをからかって怒らせては、なだめ始めるんだよ。
今、彼は人気者だが、昔の友達のことは決して忘れしない。
外国から戻ってくると、電話をかけて一緒に食事をしようとみんなを集めたり、
ちょっとしたおみやげをみんなに配ったりする」と、黄連は言う。
36歳の誕生日、金城武が台湾に戻ってくると、
旧友たちは彼の家の台所に隠れ、突然飛び出して彼をびっくりさせた。

「10代の頃から、彼はずっと赤子の心を持ち続けているね。とても「まっすぐ」だ。
演技はすごくうまいとは決して言えないが、ゆっくりと成長している。
進歩の速度はあまり早くないが、要するに常緑樹なんだ。
外見もいいし、中身もいい。
ずっと自分をコントロールしながら成長し続けている」と黄連は話す。
「あのとき、フーロンのとった方向は正しかったね。彼を日本へと連れ出した。
台湾という池は小さい。彼は大海に出ていくべきだったんだ」   (続く)


いきなりですが、バンクーバー・オリンピック、男子フィギュアは楽しめましたね。
日本の3人、個性の違うイキのいい若者たちがそろって、いいですね。
高橋選手はふだんは普通の若い子だけど、滑り始めると華があるし、表現力があるので、
観ていて楽しい。
その上、確か金城武が好きだ、と言ってた記憶があるので
実は、それもあって、ひそかに応援しております。
公式サイトを確認したら、確かに、好きな芸能人にしっかり名前がありました♪


 BBS   ネタバレDiary   22:00

02月21日(日)
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