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武ニュースDiary
by あさかぜ
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■台湾四小天王ストーリーB
しかし、このニッキー・ウーとスー・ヨウポンは完全に学生人気です。
(ジミーにしがみつくファンの映像)
ナレーション その頃はテレビ局は3局しかない時代でしたが、
アイドルクラスの人間が出演すると、
決まってファンたちがテレビ局の門のところでじっと待ち構えていました。
アイドルが現れると、彼らは車をチャーターして夢中で追いかけたリとうことまでしたものです。
荘明渋 昔は、テレビ局なんかでは、録画を終えて外に出ると、大体車に乗れなかった。
ファンたちは門のところでひしめいていましたよ。
そして、車の上にまで登って、こんなふうに(おおいかぶさる格好)ガラス越しに見ようとさえするんです。
(四小天王の4人の写真と群衆の映像)
厳家正 いつも同じ者たちが、どこで録画があろうとそこにいて、門のところは人でいっぱいでした。
情報をどうして手に入れたのか、私もよくわかりません。
アイドルがどこで収録をしていようと、どんなイベントをしようと、なぜ知っているのか。
全部車はチャーターでしたね。共同で9人乗りの車もチャーターしてました。
タクシーを使うのは普通のやり方です。
若い女の子たちがみんなその9人乗りの車を仕立てて、一団となって追っかけるのですよ。
荘明渋 ファンはみんなすさまじかったですよ。
花輪を手に持って、それがアイドルの手に届かなければ……宣伝担当者にさえぎられてね、
そうするとダンクシュートのように、こんなふうに飛びあがって直接アイドルの首にこうかけたりね。
(4人の写真)
ナレーション その頃の四小天王には大勢のファンがいました。
彼らのサイン入り写真は、ファンの男女にとって
ぜひともゲットしなければならない記念品でした。
が、当時の芸能界ではスタッフがサインの代筆が広く行われていたそうです。
ファンが手にしたサイン入り写真は、スター本人が書いたサインとは限らなかったのです。
荘明渋 芸能人のサインはその多くが、実はその場で書くのを見たのでなければ、
おそらく普通は本人の筆ではなかったでしょう。我々宣伝担当者が代筆したんです。
どうやったかって?
本物のサインを1枚とって、複写紙を使うんじゃなく、
つまりライトをガラステーブルの下から照らして、それをなぞって練習するんです。
(ジミーのMV)
昔は歌手のコンサートがよく行われましたが、我々は昔は小細工をしました。
つまり、全部のチケットにはその歌手の、天王自筆のサインがあるんですが、
これには裏話があります。
チケットが2万枚ぐらいだとして、我々スタッフが平均約1000枚代筆したんです。
歌手が自分で全部やるのは不可能ですからね。
したくないわけではなくて、2万枚全部やっていたら、夜が明けてしまいますから。 (続く)
(東森新聞台2009年6月20日放映)
BBS ネタバレDiary 1:40
07月12日(日)
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