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武ニュースDiary
by あさかぜ
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■ゲーム「Perhaps Love」●「看電影」の記事B(更新)
身につけたいと願った成熟であり、今、それが真に訪れたのである。
2つの映画には似た要素がいくつもあるせいで、
それが彼の演技の変化をくっきりと見せている。
あたかも古巣に戻ったかのような、似た街、似た人物、異なる地位
――十数年前の懸命の演技は、時間の推移の中で
ついに順調な成長をとげたのだった。
キャリアに野心を持つ俳優なら、誰でも出演作品の中で成長したいと願う。
金城武の成長は、「ウィンター・ソング」に始まり、「傷城」で完成した。
2004年に「LOVERS」で再び人々の視線を集めるようになった彼としては、
いささか遅くはあるが、しかし遅すぎはしない。
「投名状」はこの変身を推し進めたものだ。
実際、イケメン・クラブ≠フ会員が日に日に数を増している今日、
外形上のイメージチェンジは1度は必要になる。
「傷城」での変化は内面的過ぎ、観客に深い印象を与えるほど
目にはつくものではなかった。
性格俳優のジョニー・デップでさえ、最も人の注目を引いた演技は、
汚れメイクをして後可能になったのである。
デップのどの映画も、大幅に外形を変えることで助けられているのは
改めて言うまでもないだろう。
早くから東洋のジョニー・デップ≠ニ言われた金城武が
ついにこの挑戦を受けて立った。
「投名状」のすぐ後の「赤壁」はまだクランクアップ前だが、批評の続出で、
出演スターも誰1人その洗礼を免れることはできない。
ただ、役柄そのものだけを見れば、諸葛亮は悪い選択ではない。
金城武はその得意とする感情演技とアクション演技を、徹底的に捨てる必要がある。
彼が演じるのは若くはつらつとした諸葛亮であるとはいえ、
今回の純粋に演技を見せる芝居には、円熟が必要なのだ。
金城武本人がどう考えようと、
彼はすでに国際化された映画界に押し出されている。
国際的活躍こそ彼の仕事であり、それはまさにブランド効果を必要とする。
例えばジャッキー・チェンのカンフー・コメディ≠
渡辺謙が備える東洋男性の円熟した気迫は、
これぞ、と定義しうる特質だ。
金城武の特徴がないという特徴は、彼の国際性を比較的少数派好みなものにしており、
ハリウッドが全面的に受け入れるタイプとは違っている。
が、彼はCNNのインタビューに応えて、かつてこう言った。
ハリウッドの出演者であるより、観客でいたいのだと。
「傷城」「投名状」「赤壁」を経て、
彼の考え方が変わったかどうかはわからないが、
とにかく、これらの映画は彼の特色を少しずつ形作りつつある。
もし、自分がなにがしかの形容詞、あるいは名詞のシンボル的存在
(もちろん、「かっこいい」という言葉は含まれない)になりうると、
彼が気づいたとき、より国際的な活動へと開いていくことを
彼は検討し始めるだろうか、
それとも、これまでの自分のすべて――永遠に推測を拒む少年あるいは男、
永遠に変わり者ではあるがアウトサイダーではない1つのトレンド、
華やかだが移ろう花火のような世界で、
ひとすくいの温かい光を持ち続けるその本質――を
完全にひっくり返してみようと思うだろうか?
(Shane文)
前半はこれで終わり。後はインタビューです。
BBS ネタバレDiary 13:00
02月09日(土)
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