ID:23473
武ニュースDiary
by あさかぜ
[6279885hit]
■「南極」、大陸で放映A&銀色夏生
私は武のことを孤独をとても好む人だと、ずっと誤解していた。
このフィルムを見て、初めて手掛りを見つけた。彼は本当に寂しいのだ。
実は以前、蔡康永の文章からも、それが少しうかがわれていたのだった。
実際、どの人も、生きているときは、絶えず演技をしているのである。
例えば子どもの前で母親を演じたり……
真の我々とは一体どんなものなのかは、もうわかりようがない。
イー・シューは「人はみな役者であり、
身の回りに、ちゃんとした観客を常に必要とする」と言った。
いわゆる本当の自分というのも、程度の差はあれ
自分の好きな役柄を演じているというだけのことなのかもしれない。
そして武は多分、全然、あるいは少ししかこの大事な観客を持っておらず、
演じるチャンスも少ないのではないだろうか。
なぜなら、彼の愛する人や心にかける人たちに、
迷惑や不便をもたらすのを恐れているからだ。
だから、自分が安全だと考える状況がありさえすれば、
彼は必ず演じ、自分の弱い部分まで惜しげもなくさらけ出してしまう。
他のスターが、同じような状況のもとで、いつだって自分の一番いい、
一番魅力的な面を人々に見せ、
自身の弱さは人の目に触れさせないのを見てみるといい。
しかし、武はこのようなのだ。
これは、単純な善良さではない。これ以上書けない……。
数年後には、武はさらに成熟し、さらに寂しくもなっているだろう。
やはり彼が早く結婚してくれるといいと思う。
(2006.3.4)
楽しそうな武の表情が多い作品なのに、寂しさを強く感じ、
見終わった後、悲しさを覚える、ファンならではの感想。
でも、作家の銀色夏生も、この番組を見たときに、感じたことを、
短いですが、こんなふうに書いています。
「NHKで金城武が南極へ旅する番組を見た。南極に行きたくなった。
金城武って、死ぬまででない答えをさがし続ける旅人って感じ。
美しくて若者らしくてどこかもわっとしてて、悲しそう」(『つれづれノートJ』5月5日)
「そのあと、外を歩いてる時、このあいだの金城武の番組、やよいちゃんも見たらしくて、
ひとしきり夢中になってしゃべる。
「あんなに悲しい人を見たのはひさしぶり」とやよいちゃんが言う。
同じように感じてたんだ」(同上6月1日)
この悲しさってなんなんだろう。
多くの香港などのスターと違って、彼は家庭にも恵まれ、
すくすくと育ってきている(多分)。
もちろん、アイデンティティの問題や俳優、スターという立場での
もろもろのことには、一般人のうかがいしれないものがあるにしろ、
相対的に言ったら、明らかに恵まれている、
なのに「悲しさ」が人の心を打つ……
BBS ネタバレDiary ★ 0:45
03月09日(木)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る