ID:22831
『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■北朝鮮:デノミで生活大混乱 価格上昇
1、北朝鮮:デノミ失敗、混乱続く 中国との関係強化を模索
毎日新聞 2010年2月14日
2、デノミ失敗で北朝鮮首相が謝罪、批判の矢面に?
2010年2月11日 読売新聞
3、北朝鮮 デノミ失敗 餓死者続出
2010年2月4日 北海道新聞
4、北朝鮮:デノミで生活大混乱 価格上昇、食料買えず
2010年2月5日 毎日新聞
北朝鮮がデノミで大混乱となったニュースを収録して置きたい。3の北海道新聞の報道によれば「昨年11月のデノミネーション(通貨呼称単位の変更)実施後、急激なインフレの影響などで深刻な食糧難が発生し、餓死者が続出しているもようだ。暴動が起きたとの報道もあり、北朝鮮社会は混乱状態に陥っているとみられる。」ある。
「信なくば立たず」である。大衆が「国家に対して信」を置いていない以上どのような政策も失敗に終わると思う。デノミで物価が上昇するなどの大混乱の一例を挙げよう。「デノミで1キロ20ウォンに下がったコメの価格も1月末には平壌では400ウォンに跳ね上がった。1 月25 日の時点で一部の外国人向けを除き、平壌の大半の商店は閉鎖された。食堂の場合、料金を100分の1にする義務があるのに、食材は100 分の1では買えず、営業中止の追い込まれたのだ。
強行的なデノミを実施した目的はなんだったのか。銀行預金以外の旧通貨には交換額の上限が設けられ、交換できない通貨は紙くずになってしまう政策であった。隠し資産を両替しようと市民が闇市場に殺到する事態になったのだ。
どちらにせよ、金正日(キム・ジョンイル)総書記体制下の国民は哀れである。
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1、北朝鮮:デノミ失敗、混乱続く 中国との関係強化を模索
毎日新聞 2010年2月14日
【北京・西岡省二】通貨ウォンのデノミネーション(通貨呼称単位の変更)失敗による混乱が続く北朝鮮で、中国との関係強化を突破口に事態打開を模索する動きが出始めた。北朝鮮当局は金正日(キム・ジョンイル)総書記の68歳の誕生日(16日)をにらみながら混乱収拾を急いでいるが、デノミ失敗で落ち込んだ国民生活の回復を図るには、最大の支援国・中国からの援助を確実に受けることが不可欠と判断しているようだ。
金総書記は今月8日、咸鏡南道(ハムギョンナムド)咸興(ハムフン)に王家瑞・中国共産党対外連絡部長を招いて会見した。金総書記が地方都市で外国要人に会うのは異例で、北京の外交関係者は「対中関係重視という金総書記の意思の表れ」と指摘する。同関係者によると、金総書記は会談と歓迎宴のそれぞれ約2時間を王部長とともにし、宴会ではビールや焼酎も飲んだ。中国側は関係国に「金総書記の健康状態は全く問題ない」と報告したという。
会談で金総書記は国内経済に言及し「全体的に良い方向に発展している」と強調した。だが実際には、昨年11月末に実施されたデノミで北朝鮮経済は大混乱に陥っており、指導部には「経済目標達成が2、3年遅れた」(指導部に近い関係者)という危機感が漂っている。
北朝鮮指導部は、実務責任者の朴南基(パク・ナムギ)労働党財政計画部長を解任する一方、市場での売買や外貨使用を再び認めて事態収拾を図り、ウォン急落や物価上昇に歯止めをかけた。迅速な対応の背景には「混乱のままでは誕生日の祝賀ムードが低調になってしまう」(同関係者)という判断があったようだ。
デノミ失敗は、政府機関などによる物資調達不足が主な原因といわれる。加えて、最近は北朝鮮側で「温家宝中国首相の訪朝(昨年10月)で約束した中国からの援助が期待通りに実施されていない」と指摘する声も上がっている。6カ国協議首席代表を務める金桂冠(キム・ゲグァン)外務次官が9〜13日に訪中したが、金次官には、核問題の論議以外に、援助を急ぐよう中国側に念押しする任務があったといわれる。
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02月15日(月)
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