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『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■ FRBがAIGに850億ドルの融資枠
公的資金による救済が、米保険最大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)には適用された。「資産総額が1兆ドル(約106兆円)を超え、各国に保険契約者取を持つAIGがもし破(は)綻(たん)すれば、世界的な金融恐慌につながる恐れがあったためだ。」(産経新聞から)資産106兆円のAIGに850億ドル(約9兆円)の資金不足が生まれる・・・このメカニズムが良く分からない。
具体的には米連邦準備制度理事会(FRB)は16日夜、資金繰りの悪化に直面している米保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)に対し、融資する権限をニューヨーク連銀に与えたと発表した。果たしてこれで破産の連鎖が収まるのだろうか。AIGの株価は1週間で約47%も下落し、リーマンの経営破綻がAIGを追い込む引き金になったようだが、市場の標的にされるとどんな巨大保険会社も持たない事例を示している。市場主義の恐怖の側面とはいえないだろうか。
FRBがAIGに850億ドルの融資枠、米政府が株式79.9%を取得
2008年9月17日 日経
米金融危機】リーマンばっさり、AIG救済 米政府・FRBの判断基準は
2008年9月17日 産経新聞
AIG救済:2日で方針転換 連鎖破綻の懸念強く
毎日新聞 2008年9月17日
米AIGへの融資決定、FRBの一貫性に疑問符も
2008年 9月 17日 16:28 JST
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FRBがAIGに850億ドルの融資枠、米政府が株式79.9%を取得
2008年9月17日 日経
ワシントン(ダウ・ジョーンズ)米連邦準備制度理事会(FRB)は16日夜、資金繰りの悪化に直面している米保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(NYSE:AIG)に対し、最大850億ドルを融資する権限をニューヨーク連銀に与えたと発表した。この有担保の融資は、米国政府および納税者の利益を保護する仕組みの条件が付いているとした。
FRBは、AIGが現在の状況で「無秩序の破たん」に陥れば、金融市場をさらに脆弱(ぜいじゃく)にし、借り入れコストの大幅増加、家庭の財産の減少、経済活動の著しい弱化につながると判断した、としている。
AIG向けの融資枠は期間が24カ月。AIGはこの枠から最大850億ドルを引き出すことが可能。融資はAIGの全資産を担保としている。融資は、AIGの資産売却によって返済される見込みとしている。
米政府はAIGの株式79.9%を取得し、普通株および優先株の株主への配当支払いに拒否権を発動する権利を有するという。
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米金融危機】リーマンばっさり、AIG救済 米政府・FRBの判断基準は
2008.9.17 産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】米証券大手リーマン・ブラザーズに対しては「一切考えなかった」(ポールソン米財務長官)公的資金による救済が、米保険最大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)には適用された。資産総額が1兆ドル(約106兆円)を超え、各国に保険契約者取を持つAIGがもし破(は)綻(たん)すれば、世界的な金融恐慌につながる恐れがあったためだ。
破綻した際の影響を考え、公的資金必要なしと判断すれば、総資産6000億ドル(約64兆円)と日本の国家予算(約83兆円)並みの規模を持つリーマンさえもばっさりと切り捨てる。戦後最大の金融危機を荒療治する米国の冷徹な市場主義が、そこに見える。
AIGとリーマンの明暗を分けたFRBと米政府の下した判断の違いは何だったのか。
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09月17日(水)
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