ID:22831
『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■ 新型インフルワクチン、事前接種開始
新型インフルエンザに備えて多くの国民にプレパンデミック(大流行前)ワクチンを事前接種するための臨床研究が始まった。今年度中に医師や検疫官ら6400人に接種する予定。有効性や安全性を確認できれば、政府は1千万人に広げる検討をするという。ワクチンは、インドネシア、中国で採取された強毒性の鳥インフルエンザ(H5N1)の株からつくり備蓄している2千万人分の一部だという。事前接種で効果があるのであれば良いのだがとの疑問の声もある。

この疑問に対する報道は次の通りだ
「新型は、H5でなく、H7やH9など別の亜型から起こる可能性もある。この場合、備蓄ワクチンはほとんど効かない恐れがある。また、備蓄ワクチンは、H5から新型が起こったとしても、効くかどうか不明と指摘される。・・・・・
今回の接種に携わる国立病院機構本部の伊藤澄信・医療部研究課長は4日、『今回のは、あくまでワクチンの安全性と持続性、効果をみる臨床研究の位置づけだ」』」と記者らに説明している。 人から人に感染しやすくなった新型インフルエンザの株から作るワクチンでないと効果がないのだろうか。

 一番懸念されるのは、新型インフルエンザが大流行した際、感染患者の入院病床を確保できるかどうかである。国の行動計画が設置を求める「発熱外来」も、設置場所が決まっているのは8県しかない。医療スタッフを確保できる見通しがあるのは1県にすぎず、医療体制確保が進んでいないのだ。「大流行した場合について国は、国民の4人に1人が感染し、最大約2500万人が医療機関を受診、約200万人が入院すると想定する」(毎日から)となっている。しかし、日本の病院は130万床しかないのに200万人の入院などできるはずがない。新型インフルエンザが大流行は、医療機関のパニックから始まるように思えてならない。

新型インフルワクチン、事前接種開始 医師ら70人に
                       2008年8月4日 朝日新聞
新型インフルエンザ対策、医師らに大流行前ワクチンの接種開始 
                       2008年8月4日読売新聞
新型インフル:ウイルスの増殖助けるたんぱく質特定 東大
                       毎日新聞 2008年7月10日


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新型インフルワクチン、事前接種開始 医師ら70人に
http://www.asahi.com/health/news/TKY200808040359.html
                         2008年8月4日 朝日新聞
新型インフルエンザに備えて多くの国民にプレパンデミック(大流行前)ワクチンを事前接種するための臨床研究が4日、始まった。今年度中に医師や検官ら6400人に接種する予定。有効性や安全性を確認できれば、政府は1千万人に広げる検討をするが、世界初の大規模な試みに疑問の声も出ている。
 ワクチンは、インドネシア、中国で採取された強毒性の鳥インフルエンザ(H5N1)の株からつくり備蓄している2千万人分の一部。同日には東京都内の病院で、医師や看護師、薬剤師ら約70人に接種した。今後、全国60の病院で6400人に各人2回ずつ接種。後に血液検査をして抵抗力が上がっているかを調べる。
 
厚生労働省によると、大規模な事前接種は、世界初の試み。政府は問題がなければ09年度から、警察官や自衛官、電気や水道などライフライン関係者ら1千万人に接種を広げる。さらに10年度以降、子どもを含めた希望する国民にも拡大する方針だ。
 
新型インフルは、鳥インフルのH5N1がもとになって起こると懸念される。今年6月19日までに世界で計385人に感染、うち243人が死亡した。人から人に感染しやすくなった新型インフルにはまだ変異していない。
 
新型は、H5でなく、H7やH9など別の亜型から起こる可能性もある。この場合、備蓄ワクチンはほとんど効かない恐れがある。また、備蓄ワクチンは、H5から新型が起こったとしても、効くかどうか不明と指摘される。

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08月06日(水)
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