ID:22831
『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■ 原油高騰で最も苦しむのは米ビッグ3
 原油価格が1バレル=120ドルを大きく上回る状況で、新たな供給源や代替燃料、エネルギー効率化に関連したビジネスが活況を呈してくる。http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20080801/166937/
日本の自動車業界はエネルギー効率化で新たな飛躍の時代を迎えると思う。原油高騰でビジネスチャンスを生む業界も多くあるのである。
  
 反面決定的なマイナス減少しかない業界も現れることになる。その代表例がアメリカのビッグ3でないかと思う。米調査会社オートデータが1日発表した6月の米新車販売台数は「前年同月比18・3%減の118万台」と、8か月連続で前年実績を下回った。加えて米ビッグスリー合計の販売台数は25・5%減と大幅に落ち込み、合計シェア(占有率)も45・8%と、2か月連続で日本と韓国を合わせたアジア勢(46・2%)を下回った。

 これらの背景から、米ビッグ3の経営危機説が急速に浮上している。2005年以来、GMは500億ドル(5兆5000億円)、フォードは130億ドル〔1兆4000億円〕を超す巨額赤字を積み重ねている。クライスラーは非上場のため詳しい数字は明らかにないが3社のでは最も厳しい経営状況といわれている。7月以降、米金融機関のアナリストらの以下の厳しいリポートが発表されている。
1、ゼネラル・モーターズ(GM)やクライスラーの資金繰りが行き詰まる可能性を相次いで指摘し、GMの株価は54年ぶりの低水準にまで急落した。
2、米銀行大手JPモルガン・チェースは3日「クライスラーは2009年後半にも資金難に陥る可能性がある」と経営状態に警鐘を鳴らすリポートを発表した。

 米ビッグ3は今年4〜6月期決算で、リストラ関連費用の計上などでGMが154億7100万ドル(約1兆6600億円)、フォードも86億6700万ドル(約9300億円)と巨額の当期赤字に転落した。ともかく、体力をすり減らしており、原油高騰で最も苦しむのは米ビッグ3のようだ。

日米、勝者なき逆転劇 7月米新車販売
           2008年8月4日 日経
縮む米自動車市場、ビッグ3窮す 日米シェア初の逆転
                        2008年8月3日 朝日新聞 
米新車販売18%減…6月
                        2008年7月2日 読売新聞
米ビッグ3「経営ピンチ」警告リポート続々  
  2008年7月5日 読売新聞

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日米、勝者なき逆転劇 7月米新車販売
           2008年8月4日 日経
 米国自動車市場で日本メーカー8社の7月の新車販売シェアが初めて米自動車ビッグスリーを単月で上回った。ガソリン高で需要が落ち込む中、日本勢は低燃費車で攻勢をかけ、現地生産開始から四半世紀をへて日米逆転を果たした。低燃費車シフトと、強まる新興国の重要性――。停滞する世界最大市場「米国」で起きた逆転劇は、自動車産業が歴史的な転換点に立っていることを象徴している。
 米調査会社オートデータによると、7月の日本8社合計の販売は前年同月比4.9%減の48万8226台でシェアは43.0%。対して、大型車の不振が目立つビッグスリーは22.9%減の48万5289台でシェアは42.7%。日本は台数で約3000台、シェアで0.3ポイント差で上回った。(07:00)
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縮む米自動車市場、ビッグ3窮す 日米シェア初の逆転
2008年8月3日0時54分  朝日新聞
 【ニューヨーク=丸石伸一】米国の新車市場で7月、日米の販売シェアが初めて逆転した。ガソリン高と景気減速の「二重苦」が、大型車の販売比率が高い米ビッグ3を直撃した。ただ、日本のメーカーも事情は同じ。米市場の縮小は著しく、日米双方とも小型車へのシフトに躍起だ。
 米調査会社オートデータによると、7月の新車販売台数は、日本車が8社計で48万8226台と、ビッグ3合計の48万5289台をわずかに上回った。日本車のシェアは計43・0%と史上最高を記録し、ビッグ3は42・7%と過去最低に落ち込んだ。

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08月05日(火)
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