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『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■中越沖地震の記録 (37)
1、超音波探傷試験盛り込む方針 新潟日報
2、避難生活、住宅の再建が課題  新潟日報
3、中越沖地震から1カ月 けが回復し、孫と再び童謡歌えた  朝日新聞
4、潟県中越沖地震から1カ月 復興への道半ば  朝日新聞
5、中越沖地震の支援金申請、写真で可能に…罹災証明発行前に  毎日新聞
6、仮設住宅暮らし、4割が孤立へ不安…入居予定者へ読売調査


1、超音波探傷試験盛り込む方針 新潟日報
東京電力柏崎刈羽原発の高橋明男所長は15日、中越沖地震から1カ月となるのを前に同原発で記者会見し、同原発の詳細点検計画には、配管の超音波探傷試験や分解点検を盛り込む方針を示した。運転再開時期について「これから詳細点検していく段階。まだお答えできる時期にない」と語った。

 高橋所長は地震発生以降の反省点について「一番は何と言っても(3号機変圧器の)火災。原子炉の安全と直接かかわらなくてもみなさん心配されるわけで、広報活動を含めてしっかりケアしていけばよかった」と述べた。

 また、自宅待機となっている協力企業の作業員数が今月上旬の段階で約150人いるとした上で、16日以降に点検作業などが入るため8月末をめどに待機が解消されるとの見通しを示した。

 一方、東電は15日、6号機原子炉建屋のオペレーション(作業)フロアなど同原発の施設内を報道陣に公開した。

 6号機の作業フロアでは、担当者が破損した天井クレーンの点検状況などを説明。3号機の火災現場は変圧器が黒く焦げたままになっていたほか、地盤沈下によって変圧器土台を囲むコンクリートには亀裂が走っていた。

新潟日報2007年8月15日



2、避難生活、住宅の再建が課題  新潟日報
 中越沖地震から16日で1カ月。死者11人、負傷者は約2000人、家屋損壊は約3万8500棟に上った。柏崎市など被災地では仮設住宅への入居も始まり、応急対応から復旧・復興に重点が移りつつあるが、600人以上が依然として避難生活を継続。多くの被災者にとっては住宅再建が最大の課題となっている。

 県は柏崎市と刈羽村、出雲崎町で計1182戸の仮設住宅を建設しており、今月末にはすべて入居可能となる見通し。13日に柏崎市と出雲崎町で、15日には刈羽村で入居が始まった。16日には同市で第2陣となる17カ所計509戸で引っ越しが行われる。

 仮設に入居した被災者からは「家族水入らずで過ごせる」などの声が出ている一方、住宅再建については「資金のめどが全く付いていない」「高齢なのでお金を貸してもらえるのか心配」といった切実な訴えが相次いでいる。

 ライフラインは都市ガスが一部地域で未復旧。被災した東京電力柏崎刈羽原発の運転再開の見通しは全く立たない状況が続いている。

 中越沖地震では最大で約1万2500人が避難所生活を強いられた。泉田裕彦知事は地震発生から1カ月に当たり「被災者の生活再建に向けた差が生じる時期。『取り残され感』をなくすことは重要な課題だ。原子力発電との向き合い方も課題。力を合わせ『ふるさと再建』へ歩んでいきたい」とのコメントを発表した。
新潟日報2007年8月15日


3、中越沖地震から1カ月 けが回復し、孫と再び童謡歌えた  朝日新聞
2007年08月16日06時36分
 「ぽっぽっぽっ、ハトぽっぽ」。新潟県中越沖地震で、孫と遊んでいた時に落ちてきた瓦に頭を直撃された柏崎市西山町大津の上村重治さん(57)。数日間、死のふちをさまよった後、口ずさんだのは、最愛の孫といつもうたっていた童謡だった。家族の看護のかいもあって、1人で歩けるほどに回復。地震から約1カ月たった15日、入院先の病院でリハビリに励んだ。
 7月16日朝、重治さんと孫の芽瑠(める)ちゃん(2)は、自宅の庭にいた。砂場で遊ぶ芽瑠ちゃんを、重治さんは少し離れたところで眺めていた。
 突然、ドーンと地響きがした。築30年の2階建ての家がきしみを上げ、屋根の瓦が次々と落ちてきた。
 重治さんの妻の君子さん(58)が玄関から飛び出すと、立ったまま泣き叫ぶ芽瑠ちゃんのすぐ横で、重治さんが頭から血を流して倒れていた。

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08月17日(金)
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