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『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■肺がん治療薬(イレッサ)の副作用死444人
 医療関係の記事を読んでも最近あまり驚かなくなった。脳梗塞・肺がんなどは決定的な治療薬はないのである。2003年7月18日に「脳梗塞に良薬はない」と題して記述した。最近の厚生労働省の各種研究班は、「認可されている薬」「医療方法」を客観的に検証しようとしている。よって、脳梗塞に良薬がないという現実を示していた。2003年8月3日にかいた肺がん研究班も同じような結論を出していた。特記すべきことは、肺がんの治療方法に確たる指針が無かったという驚くべき現実があったのだ。研究班主任研究者の藤村重文東北厚生年金病院長は「従来の肺がん治療は、医者の信念だけで行なわれてきたものである」との厳しい指摘を行っていた。   
 
 肺がん治療薬「イレッサ」による副作用死問題が時折大きく報道される。11月25日の毎日の報道によると「イレッサは数万人が使用し、今年3月の国の副作用報告で死亡例は444人」にのぼるという。イレッサ服用後に急性肺障害を発症して02年に死亡した近澤三津子さん(当時31歳)の事例を引用しよう。三津子さんは02年8月15日〜同10月2日、自宅で服用。同3日に外来診察先の病院で副作用が見つかり緊急入院したが、間もなく呼吸困難になって同17日に死亡している。薬を飲んだために貴重な命を縮められてしまったのだ。裁判になって当然なのだろう。冷たい言い方をするが、肺がんの良薬はないのである。よって、肺がんにならない生活習慣が必要なのである。喫煙者が肺がんになる危険率は、非喫煙者の10〜20倍と高いのだ。
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癒しの森470                      2004年11月26日

     紅白の出場歌手決まる、上戸彩さんら12組が初出場
 
 NHKは24日、大みそかの第55回紅白歌合戦の出場歌手を発表した。紅組の初出場は6組であるが、何と言っても光っているのが上戸彩さんであろう。上戸彩さんは1997年『美少女特別賞を受賞。2002年歌手デビュー以来、新曲の発表を続けている。CMにいたっては契約数が何と12本と歌手活動がかすんでしまうほどだ。まさに「国民的美少女」の名にふさわしい活躍ぶりである。
  
 来年度のNHKの大河ドラマ「義経」のヒロイン「うつぼ」役が決定している。彼女の全力疾走は、05年止まることがないようだ。「義経」にはもう一人のヒーローが登場する。静御前役に石原さとみが出演する。来年の「義経」は歴史に触れる意味で継続して見たいものである。

 2004年第55回紅白歌合戦は「愛・感動・希望の歌」を掲げて開かれる。女性の最多出場は島倉千代子の35回目、男性は北島三郎の41回目である。まさに上戸彩さんのような新人と、超ベテランによって彩られる12月31日の夜が楽しみである。

   ・めぐり来る 年末恒例 歌合戦 愛と感動 希望を掲げて
     
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11月26日(金)
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