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『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■北朝鮮で高度な内容の体制批判ビラ
11月16日「怒りに震える横田夫妻」と題して少々書いた。北朝鮮はいったいなにを隠しているのだろう。小出しに出す情報が更に疑惑を生む結果となっている。横田めぐみさんの新たな写真3枚が公表されたが、写真について、プロ写真家は「合成写真の疑いが強い」と指摘している。この写真には指摘されれば素人でも合成写真であることがわかる。北朝鮮に不信感がさらに増す気配である。
北朝鮮での独裁体制からすれば、在ってはならないことが起こっている。高度な体制批判ビラが全国50ヵ所にばら蒔かれたという。「金日成・金正日の十大うそ」と題するビラによると。故金日成主席と金正日総書記の家庭背景や、現体制の思想的な柱である「主体思想」を激しく批判しているのだ。主な内容を産経新聞から引用しよう。
・金日成は富農の出身で、朝鮮労働党の階級路線からいえば敵対階層だ。
・思想の主体は人民を奴隷にした
・肉のスープと瓦屋根の家、絹の服(1957年の金日成の言葉)どころか(金父子は)わが人民を世界で一番悲惨な貧民に、この国を世界の落後者にした
・政治の主体は人民が主人どころか首領絶対主義世襲王国を作った
以上のように主体思想による独裁体制を痛烈に批判しているのだ。事態を重く見た金正日政権は最近思想点検を行っているという。ともかくこの恐怖政治体制では、いつかは崩壊するだろう。
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癒しの森463 2004年11月19日
いわき市での試食と講習会
今朝は7時30分木村かおるさんの車に、うどんと発芽玄米ごはんを炊く小道具を積み込み妻と福島のいわき市に向かった。いわき市の木村かおるさんの実家に伺うため磐越高速道路を走った。山麓は最後の紅葉であったが、標高の高い区域は丸裸の落葉樹が広がっており、降雪の時期がすぐそこまで来ている佇まいであった。高速を走ること3時間で目的地に到着するともう10人余りの人たちが待っていた。
今日は前段に書いた小道具の通り、一二三(ひふみ)うどんの作り方、発芽玄米ごはんの炊き方の講習に来たのだ。一二三うどんの美味しさのうわさが広がり作り方の講習と試食会となった。到着すると挨拶もそこそこで15人分のうどんを作った。うどんの弾力・食味は今まで作った中では最高であった。サトイモと薄力粉のたんぱく質をヨーグルト菌で少々発酵(発酵が強いとうどんにならない)させる一二三うどんの製法は完成したといえる。試食会が終わった後、このうどんの作り方の講習を行う。
うどんを作るのと平行に、発芽玄米ごはんの炊き方の指導と試食をしてもらう。14時間32度の温度を保ち、0.5ミリほど発芽させた玄米を圧力釜で炊くと、初めて食べる人には感動を覚えるほどの味と食感になるのである。半数以上の家庭で白米をやめ発芽玄米ご飯に切り替えることになった。このほかにサツマイモのこちこち揚げを作ったが、これは会報でレシピを紹介したい。
・このうどん 弾力食味 最高と 笑顔が広がる いわきの人たち
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11月19日(金)
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