ID:22831
『日々の映像』
by 石田ふたみ
[256601hit]
■怒りに震える横田夫妻
怒りに震えている横田夫妻の写真がまた大きく報道された。日朝実務者協議は今回も家族らに失望をもたらした。「だまされない」「落胆した」。拉致家族の嘆きは深い。北朝鮮側がめぐみさんの「遺骨」とする骨が渡された。遺骨は、めぐみさんが死亡したとする94年4月以降、病院の裏山に埋めた遺体を、夫が2年半後に掘り起こして火葬したものと北朝鮮側は説明している。これだけ燃料不足の北朝鮮で、土葬しためぐみさんの骨を集めて改めて火葬したとするこの説明は不自然なのである。もし焼いていない骨で、本当にめぐみさんのものであれば確認出来るのである。しかし、強い熱で焼いてあれば、DNA鑑定で本人と確認することは出来ないであろう。この骨もウソの上塗りのような感じである。
今回の一連の報道横田さんの夫とされるキム・チョルジュン氏との面会は形だけは一歩前進である。しかし、髪の毛と血液採取・写真撮影を拒否している。これも悲しいほど不自然である。キム・チョルジュン氏が横田さんの娘キム・ヘギョンさんの父親かどうかの科学的証明はできない。ここにも大きなウソが隠されているように思われる。日本側は「北朝鮮の説明はあまりにも不自然な点が多い」(スポニチから)との見方をしており、外務省と警察庁は北朝鮮側の証言と照合しながら物証の分析を急ぎ、消息解明に全力を挙げるという。いくら分析を急いでも、疑問と不信が更に大きくなるだけだろう。首相は経済制裁について「(慎重なことに)変わりない。対話と圧力。日朝平壌宣言を誠実に履行する努力を続けていく必要がある」と述べている。現状の交渉では意味のない年月が積み重ねていくだけだと思う。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
癒しの森460 2004年11月16日
11月のガット会に参加
昨日は月1回のガット会(NPO法人Made in越後)に出席する。地震で深刻な被害を受けた山古志村の村おこしの特産品(ヤーコン)を持参して、村の復興を願う関係者の誠意に敬服する思いで話を聞いた。山古志村特産品ヤーコンの説明をしたテレビでお馴染みの小野沢裕子さん(元BSN新潟放送テレビキャスター)は、自分でヤーコンの料理を3品作って来たのだ。60人が試食できるだけの分量で、小野沢さんの熱意に感服した。
話が少し横道にそれるようであるが、11月7日に開いたうどんの会でのミニコンサートが大変好評であった。参加できなかった友人からもう1回開けないかとの声。木村かおりさんに伝えると急遽11月29日(月)に開くことになった。その旨をガット会でお会いした小野沢裕子さんに伝えると参加するとのこと。この人の参加でうどんの会が更に盛り上がるのでないかと思う。
14・15日の2日間の朝は雨で散歩は休みであった。今日は小雨だったのでいつもの格好で歩き出した。体調もあるのだろうが、今日の朝はなんとも寒く感じた。みぞれでも降ってくるような感じであった。小雨と余りの寒さに100メートル余り行ってから家に戻ってきた。明日から仕度を変えて出直すしかないと思った。今日の朝は、冬将軍がすぐそこまで来ていることを実感した。この寒さを肌で感じると「震災にあった皆さんガンバレ!ガンバレ!」と叫ばざるをえない。
・震災の 復興願う 人多し 元気を与える 人のぬくもり
My追加
11月16日(火)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る