ID:22831
『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■強力な自爆テロ攻撃の段階か 
 イラクの攻撃の大義は「大量破壊兵器」であった。だがこの兵器が出てこない。やむを得ず米国の指導部は「大義」を変質させようとしている。「イラクは対テロ戦の中心的な戦場だ」(朝日・大統領の戦争・10から)との論が前面に出てきている。100歩譲ってテロとの戦いでも仮に良いことにしよう。

 テロの側から見ればイラクに千箇所近い10万人以上の動かない標的があるのだ。5月1日、ブッシュ大統領は空母リンカーンの艦上で戦闘終結を宣言した。テロ側から見れば、この日は戦闘開始の日であったようだ。

 テロがなぜ起こるのか、という根本的な論議をすることなしに「米国はテロとの戦いに勝利する」との思考で、アフガニスタン・イラクの2カ国の統治体制を破壊した。果たしてこれでテロの勢いが減少するだろうか。連日のイラク報道は、テロの勢いが増しますます高度かつ大規模になってきている。

 ブッシュ大統領の「戦闘終結宣言」以来、米兵の死者は170人を超え、戦争中の犠牲者を超えている。問題はテロの攻撃がこれから本格化する気配である。11月20日トルコの英系銀行と英領事館は、強力な自爆テロ攻撃を受けた。この規模が凄まじい。爆発地点から1キロ以内は震度5に相当する揺れがあった。18階最上段の窓ガラスまで、吹き飛ばされているのだ。

 過日、日本大使館が銃撃されたが、この規模の攻撃があれば、英領事館と同じくかなりの人的被害はさけられない。イラクでの大規模自爆攻撃のニュースがいつ飛び込んでくるが分からない。
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癒しの森97                            2003年11月23日
            人間はダイヤモンドの原石

 11月18日の日々の映像で暴走族の殺人事件、裁判官の「暴走族は産廃以下」発言に関連して、松下幸之助の人間観を引用した。「人間とは繁栄への能力を秘めたなんと素晴らしい存在であろう。あたかも磨けば光るダイヤモンドの原石のようなものだ」と。人間は繁栄への能力を秘めた素晴らしい存在と認識することが最も大切なことだと思う。
 
 人間は磨けば光る、努力すれば人は変わることが出来る・・そう考えるか、そう信じるか、これが一切のベースなのだろう。これがなければ人は良い方向に変化しないと思う。
 
 磨けば光る、言葉だけでは簡単だが、実際にこれを可能にしていくには、良き指導者に恵まれないと難しい側面を感じる。ただ、この磨けば光るとは、外部から与えられるものでなく、何らかの規範を持って、自分自身の努力によって磨かれていくのでないだろうか。

  ・人間は 内なる能力 厳然と  磨けば光る ダイヤの如し
  
       (短歌は1997年12月30日の日々の映像から・上の句は変更)





11月23日(日)
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