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『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■イラク自爆攻撃でイタリア軍17人が死亡
自衛隊が行く予定のイラク南部(ナシリヤ)で、イタリヤ軍17名が死亡した。自爆テロによって、このほかにイラク人8名が死亡し、負傷者が80人以上出ている。駐留軍を狙ったテロとしては、米兵16人が死亡したヘリ撃墜を超える規模である。
日米政府間でどのような話し合いがあったかは分からないが、自衛隊の派遣は今回の事件を一つの理由として中止すべきである。これだけ泥沼になっているイラクで、安全な地域などはありえないのである。
以前何回も書いたが、旧フセイン勢力にとっては、米軍に協力する国連、赤十字、イラク新統治体制、外国駐留軍の総てが敵なのである。9月30日に「ブッシュ政権イラクの泥沼」と題して書いたが、最も深刻な悲劇は米軍に協力するイラク新統治関係者が、次々と暗殺の対象となっていることだ。
彼らに残された道は旧勢力を皆殺しにするか、自分達が皆殺しにされるかである。この国の文化には、人命尊重などはないのだ。一つの勢力で殺されるか、彼らを殺すかの「掟」が支配しているだけである。西欧の文化が全く流れていない国に「自由と民主化を進める」などと考えたブッシュ政権の思考は余りに単純といわねばならない。
ブッシュ大統領は12日「イラクを統治している米軍の権限をイラク国民に前倒しに移譲(暫定指導部の新設)する」(13日・毎日)方針を明らかにしている。イラクを統治している米軍の権限といっても、点(都市部)と線(道路)を占領しているだけである。フセイン旧勢力が、「面」の民衆の中に溶け込み次々と攻撃を仕掛けてくる構図である。
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癒しの森88 2003年11月14日
舞台「放浪記」1700回をめざして
森光子さんといえば、舞台の「放浪記」である。過日に新聞によると、1961年の初演以来42年間、ロングラン記録を更新中。現在は東京・芸術座で12月28日まで上演されている。なにしろ、今年9月に公演1600回を突破1700回に向けて主演の森光子さんはますます元気なのである。
この舞台の上演時間は3時間半。演技はもちろん体力も必要だ。前半の林芙美子役は22歳の年齢だ。この役を80歳を越えた森光子さんが演じるのだから凄いものだ。喜びを爆発させる「でんぐり返し」も披露する。こうしたシーンのために毎日150回のヒンズースクワットを欠かさず体を鍛えているとのこと。この舞台へのエネルギー、執念は凄いものである。
1997年10月24日の日々の映像で森光子さんを書いた。年齢よりずば抜けて若いので「化けもの」という異名があるという。放浪記の演出家三木のり平氏は「明るさや優しさ、おおらかさが森光子の芸の魅力の源」と説明する。森光子さんは「ともかく新しい血が欲しい。冒険心を忘れたらこの仕事はダメです」(放送評論家岩切保志の解説から)と言い切るとのこと。新しい血が欲しいとはどうゆう意味だろう。いつか分かりたいと思っている。
・八十を 越えてもなおかつ 輝けり その源は 何処にありけん
11月14日(金)
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