ID:22831
『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■拉致被害者 田中前外相に抗議書
「口は災いのもと」という格言がある。発言の内容が誤っていれば、なお波紋を呼ぶことになる。田中前外相は佐渡の演説の中で「あの方(拉致被害者)たちは日本人ですが、子供たちの国籍はどこですか。北朝鮮なんじゃないんですか」(2日・毎日)と発言した。             
 
 更に「違う国籍の人が簡単に帰ってこられますか」と拉致被害者の希望を砕きかねない発言もしている。この発言は、田中氏の明確な誤りがある。国籍法は「父か母が日本人である時は、子供は日本国籍を持つ」と定められている。

 「田中真紀子氏の暴言に抗議する家族会・救う会の声明」で「両親のどちらかが日本人であればその子供の国籍は日本国籍である。国会議員、外務大臣という要職を努めた田中氏が、このような基本知識さえ持ち合わせていないとは怒りを通り越して哀れささえ感じる」と激しく批判して、「発言の取り消し、謝罪して政治家と完全に引退すべきだ」と声明の中で述べている。  

 家族会は3日、都内で記者会見して「田中氏の選挙で新潟県民の良識が問われる」と改めて田中前外相を批判している。
   
 詳しくは省略するしかないが、真紀子さんの言葉が波紋を起こしているのである。蓮池薫さんの兄で事務局長をしている透さんのことを真紀子さんは「 ヒゲの兄さんが、真紀子はけしからんと本に書いた。本人より兄弟がギャーギャーいっている」と批判している。真紀子さんの発言は、1日にも書いたが、信じ難いほど口を極める毒舌の連発なのだ。
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癒しの森80                            2003年11月6日
           小説家 藤原周平

 一昨日の紅葉のこと書いて小説家藤原周平のことを思い出した。同氏が死去したのは1977年1月であった。日々の映像の書き始めた頃、藤原氏の解説を何点か読む。同氏は雑木山が好きであったのだ。雑木山の四季と人生を重ね合わせていたのだ。雑木山は冬になると丸裸になるように、人も死を迎える時は、一切の虚飾が剥ぎ取られるとの視点を持っていたのだ。

 藤原周平の作品は少年藩士が成長していく姿を描いた「蝉しぐれ」に代表されるように、庶民が主人公の作品が多い。これらの解説を読んで次の短歌を作る。

 ・冬の木々 総ての虚飾を 剥ぎ取られ 追って迎えん 覚悟はいかに

 ・逆境に さらされながらも 誇りもち 耐え抜く庶民を 顕わし残さん

               (短歌は1997年1月28日の日々の映像から)


11月06日(木)
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