ID:22831
『日々の映像』
by 石田ふたみ
[257415hit]

■親を殺す 10代カップルの暴走 
 親が突然殺される、十代カップルの暴走に大人社会は震撼した。事件は大阪長野市で1日未明に起こった。大学1年の長男が「親の存在が邪魔」(1日・毎日から)との理由で、母親(43歳・死亡)父親(46歳・重症)弟(14歳・重症)の3人を殺傷したのだ。    

 ある日突然長男に襲われ、妻は死亡、重症となった父親は心の整理が出来るだろうか。出来るはずはないと思う。何故こんな不孝な事件が起こるのだろう。一八歳の長男は「世の中暗いことばかりで嫌になった。1人で死ぬのは怖いので家族を道ずれにした」と話している。
 
 ショックを受けたのは次のことである。「長男と一緒にいた交際相手の高1女子生徒(16)も、自分の両親を殺すために包丁を買っていたとして殺人予備容疑逮捕された」(引用・同)という。 高1女子生徒の家族への犯行は未遂であったが、この両親の受けたショックも計り知れない。

 女子生徒は「2人で過ごしたいと思ったが、家族は邪魔。全部殺すつもりだった」と話したという。この女子生徒の家族は、両親、妹、祖母の5人なのだ。この両親もわが娘が、なぜこのような発想になるのか・・これも心の整理が出来ないと思う。   

 報道によれば「心中覚悟で家族を殺害する計画だった可能性が高まっている」(11月3日・毎日)という。なぜ、恋愛・家族の殺害・心中と連動するのか、どうしてこのような行動を起こす10代が登場するのか、日本の教育全体に何がたりないのか、深刻な論議が巻き起こることは必至だ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 癒しの森79                          2003年11月5日
               紅葉と夕日
 
 今日は、妻と近所の婦人2人を連れて荒川上流の紅葉を見に行く。この国道113号線は「荒川峡もみじライン」いわれるだけ、見事な紅葉が広がっていた。特にこの紅葉が夕日に照らされ、その風景を北側から見る時は、紅葉がキラキラと光り息を呑むほどの絶景となる。

 春四月青葉が延びる山の風情も美しい。八十八夜のころは緑が萌え、盛夏とともに草木の生が燃焼するように延びていき、あたりには草いきれが漂う。そして紅葉の時を迎える。小説家藤原周平は雑木山が好きであったという。雑木山の四季、落葉樹の1年の変化と人生を重ねあわせていたのだ。人生の最後を夕日に照らされた紅葉のように美しく飾りたいものである。

 ・平等に 必ず迎える 老いと死を いかに飾らん 夕日のごとく
              
              (短歌は1997年11月7日の日々の映像から)    
  
    

11月05日(水)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る