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『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■ロシアの「対米核報復」現在も健在
 米ロの冷戦時代の核戦争配置が、そのまま残されているというから考えさせられる。米ソはそんなに相手国が信頼出来ないのだろうか。「米国の先制核攻撃で国家指導部が全滅した場合、ほぼ自動的に、残る核ミサイルを米国に向け発射する旧ソ連の核報復システム『死の手』が現在も稼動中であることが1日までに、複数のロシア軍部筋の証言で判明した」という。
    
 露軍部筋は、対米関係は現在良好でが、将来悪化して再び核の緊張が高まる恐れは否定できない、・・としている。一方の米国も極密の核戦争計画「『単一統合作戦計画』(SIOP)に基づき、露連邦領の2000ヵ所以上にICBM・・などで狙いを定めている」     
  
 ロシアも米国と同様に「露軍事筋は、自国にもSIOPと同様、米領内の標的を定めた極密戦争計画が存在することを認めた」という。簡単に補足すれば、米露がお互いに2000発以上の大陸弾道核ミサイルで狙い合っているのだ。こんなことは、馬鹿馬鹿しいからもうやめようと言う事になるまで、あと何世紀の時間が必要なのだろう。相手国を信用しないことは、その国に莫大な軍事費負担をもたらすことになる。   
 
 個人も国家も何をどう考えるかが最も重要だと思う。北朝鮮の金正日は、米国が攻撃してくるとの前提に苛まれている。以前報道されていたが、金正日の移動は朝方であるという。米軍の偵察衛星で自分に居場所を突き止められないためだ。6ヶ国協議でも、米軍の不可侵を必要以上に求めているのは、米国が北朝鮮を攻撃してくるとの考え方があるのだ。
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癒しの森77                           2003年11月3日
             脳に広がる映像
 
小説を読みたいと思っている。その時間がなかなか見出せない。96年に「恋」で直木賞を受賞した小池真理子さんのインタビューを読む。以前、日々の映像でテレビの映像を見るより、文字を通して頭の中で情景を浮かべたほうが、桁外れに脳を使うという趣旨のことを書いた。小池真理子さんが、そのあたりを分かりやすく説明していたので引用させて頂く。

「映像では、私たちはスクリーンに没頭します。・・映像というものは与えられた情報です。それに対して、小説を読む作業は、活字を追いかけて大脳の中に自分なりのスクリーンをおろし、自らが映写機となって、スクリーンに情景を写し出していくようなもの。自分自身が映写機の役割を果せるような力は、小説を読むことによってしか育まれません」と。

  ・活字追い 立ち止まりつつ 考える 脳に広がる 確かな映像

      (短歌は1997年3月7日に日々の映像から。下の句は修正)      
      

11月03日(月)
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