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『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■二歳の牛のBSE感染
 狂牛病に関心を持っている人、牛の生産と流通に携わる関係者は、1歳11ヶ月の肉牛のBSE(牛海綿状脳症)感染はかなりの衝撃であったと思う。その理由はこの僅か2年の間の飼料の中に、異常プリオンが混入していたことを意味している。1頭の感染は、数十頭数百頭の感染を予感させる。   
 
 この牛は福島県の農家が「栃木県の畜産会社に委託されて昨年5月から飼育していた。餌もこの会社から支給されていた」(6日・毎日から)という。当面は新たな感染ルートの調査になるが2年以内のことであり、あいまいな調査は許されないと思う。  

 BSEのことは2001年9月から約1年に渡って何回も書いた。一番印象に残っているのは、たとえ感染した牛でも乳、骨抜き肉、皮から作られたゼラチンは安全としていることだ。これは素人の感覚では納得できないことだ。感染する場所は、脳、目、脊髄、回腸遠位部とされている。   

 感染は、ヨーロッパで行なわれた実験の結果なのだ。マウスの脳に狂牛病の牛のさまざまな部分の組織を、接種する実験を繰り返した結果を受けて決められたものだ。厚生省は、今回の異常プリオンの感染力を調べるため、マウスへの接種実験を行なうという。   

 最大の謎は、異常プリオンがどこから来て、そして、異常プリオンが混じった餌がどれだけ出回ったかである。この成り行きによっては、第2の狂牛病ショックになる可能性がある。

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 癒しの森53                           2003年10月9日
             少年少女の愛の絆(1)
 
 世の中には信じられないほど、幸せな結婚生活をする人がいる。イギリスの絵本画家のワイルド・スミス氏と夫人との出会いは、おとぎ話のように美しい。17歳の少年がスケッチに行った。すると熱心に覗き込むそばかすの少女がいた。少年がスケッチブックをみせると、14歳の少女は音を立ててめくりながら満足そうに微笑んだという。2人の少年少女の愛は育って結婚する。ワイルド・スミス氏は妻のことを「彼女は、私を幸せにするあらゆることをしてくれた」(読売新聞社・「私の交遊録」から)と言っている。

・ほほえまし 少年少女の 出会いから 愛が生まれて 永遠(とわ)の絆が
             
           (文章・短歌とも1997年5月30日の日々の映像から) 



10月09日(木)
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