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『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■サーズ・新型肺炎情報メモ  A 
 新型肺炎の死者のペースが加速している。世界保健機関(WHO)の発表によると日本時間11日現在世界の死者は530人、可能性例を含む感染者は7000人を超えた。いつ日本に感染者が出るか分からない。よって、出来るだけの情報を頭に入れておく必要がある。ここでは、先月書いた4月28日以降の身近な情報を少し拾ってみよう。

 北京は都市機能がマヒしているに等しい。ともかく、人が集まることを禁止している。婚姻届けの受理の中止、新型肺炎で死亡した人の葬式の禁止などである。結婚式の延期はやむを得ない。それにしても、新型肺炎で死亡すると可愛そうなものだ。臨終といっても家族がが立ち会うことは出来ない。この肺炎に罹って死ぬときは1人で死ぬしかないのだ。

 WHOはSARSの死亡率が14%〜15%になるとする推定値を発表した。高齢者になるほど死亡率が上昇する。24歳以下の感染者の死亡率は1%以下であるが、25〜44歳で6%、45〜64歳では15%と死亡率が上昇する。最後の65歳以上は50%以上の死亡率だ。高齢者で持病を持っている人は、抵抗力が弱いので助かる可能性が少なくなる。日本で感染者が出たら、最も警戒をしなければならないのは高齢者である。    
 
 SARSウイルスは下痢患者の便のなかでは、4日間も生き続けるなど強い生存力を示す。「通常のコロナウイルスは、常温だと(くしゃみなどで)体外に排出されてから数時間で死滅するが、SARSウイルスは2日間生存した」(6日・毎日から)という。よって、感染者の飛沫で汚染されたドアやエレベーターボタンなどから感染が広まる可能性があるのだ。      

 一方、SARSは一般的な消毒液にさらされると5分以内に死滅することが分かった。日本のコーヒー店でお客が帰ったあとを、消毒液で濡らしたフキンで消毒する店が現れた。家庭でもこれらに順ずる対応が必要となってくる。北京ではタオル、ハンカチ、マスクなどを殺菌するために、電子レンジに人気が集まっている。料理用とは別に、消毒専門に電子レンジを家庭で備えて対応しようとしている。

05月11日(日)
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