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『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■イラク戦争・戦闘終結宣言
アメリカは、「イラク国民はフセイン政権が倒れて自由になった」という。しかし、多くの報道によれば現在のイラクは、自由どころか無秩序、混乱が残っているだけである。4月18日の大規模の反米デモの記事を読んで、イラクの宗教指導者又は大衆に、新しい価値観を吸収する文化的な土壌がないと思った。
フセイン政権崩壊から、僅か9日後に行われた数万人規模のデモは「アメリカはわれわれの国を出て行け」「ノー・ブッシュ、ノー・サダム、イエス・トゥ・イスラム」の横断幕を掲げていた。主催者の発表によると「今回のデモはイラクの多数派のシーア派と実権を握るスニン派双方の意見を代弁した」と言っている。イスラム教シーア派が大衆をリードするだろうし、アメリカの価値観ではことが進まないと思う。
アメリカはなぜイラク攻撃に踏み切ったか。それは、イラクが大量破壊兵器を所持し、それがテロリストに渡り、明日にも米国が攻撃されるだろう・・・という(作り上げられた?)脅威、危機感であつた。しかし、大量破壊兵器は見つからず、テロリストとのつながりも不明確だ。これでは、国際社会の米国に対する不信は容易に解消されない。ブッシュ大統領は1日、戦闘終結宣言をしたが、多くの疑問の眼があることを知るべきだ。
05月02日(金)
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