ID:22831
『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■ 中国:何のためのオリンピック
 最近の爆破事件などはあるものの、中国政府は五輪テロを阻止する体制が整っていると安全対策の専門家は見ている。
 「中国のように閉鎖的な政治体制の国では、米国などの開かれた国に比べていくぶん安全対策を講じやすいと思う。セキュリティー確保には有利だろう」と、米国オリンピック委員会(USOC)の元専務理事兼事務局長で、米リスク管理コンサルティング会社グローバルオプションズ・グループ(本社:ニューヨーク)CEO(最高経営責任者)のハービー・シラー氏は指

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中国:国境警備隊に手りゅう弾…16人死亡 ウイグル
                        2008年8月4日 毎日新聞

 【北京・浦松丈二】中国国営新華社通信によると、中国新疆ウイグル自治区カシュガルで4日朝、武装警察の国境警備隊施設がトラックに乗った2人組に襲撃され、手投げ弾の爆発で警官16人が死亡、16人が負傷した。分離・独立運動を抱える同自治区では8日開会の北京五輪を前に厳戒態勢が敷かれていた。五輪直前に治安機関を狙った襲撃事件が発生したことで、五輪の安全開催が不安視されることになりそうだ。
 中国では7月21日に雲南省昆明市でバス連続爆破事件が起きたばかり。この事件では新疆ウイグル自治区の独立を主張する組織「トルキスタン・イスラム党」が犯行声明を出し、五輪を狙った破壊活動を予告していた。今回の襲撃事件との関連は不明だ。
 新華社によると、4日午前8時(日本時間同9時)ごろ、トラックに乗った2人組が警備隊施設に突っ込み、手投げ弾2発を爆発させた。警察筋によると、犯人2人は逮捕されたという。新疆ウイグル自治区では過去にもウルムチで軍トラックを狙った爆破事件や同自治区イリ地区で大規模暴動が起きていた。
 新疆ウイグル自治区では独立を綱領に掲げる非合法組織「東トルキスタン・イスラム運動」(ETIM)が活動しており、中国公安当局が取り締まりを強化している。
 昨年1月、公安当局はETIMのメンバー18人の殺害を発表。同組織は中国西端のパミール高原山岳地帯にテロ訓練用のキャンプを設立していたという。
 また、今年4月にはETIM関連のテロ組織2グループが摘発され、45人が拘束された。さらに、米政府系放送局「ラジオ自由アジア」によると先月9日、カシュガルの裁判所でETIMのメンバー2人に死刑判決が下され、即日執行された。自爆攻撃用の爆弾などを製造したというのが理由だ。ETIMは中国だけでなく米国や国連安保理もテロ組織として認定している。
 ▽新疆ウイグル自治区 中国北西部に位置し、パキスタンやアフガニスタン、カザフスタンなど8カ国と国境を接している。人口は約2050万人で、このうち60.4%がイスラム教徒のウイグル族やカザフ族などの少数民族。中国からの分離・独立を目指す「東トルキスタン・イスラム運動」などの組織が活動しており、中国公安省は03年12月にこれらを「テロ組織」と認定、弾圧を強めている。面積約166万平方キロは、中国全土の6分の1に相当し、石油や天然ガス、希少金属が豊富なことで知られる。
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新疆襲撃:邦人2記者に暴行 武装警官謝罪へ
                        2008年8月5日 毎日新聞
 【カシュガル(中国新疆ウイグル自治区)大塚卓也、北京・浦松丈二】中国新疆ウイグル自治区カシュガルで武装警察が襲撃された事件で、事件現場を4日に取材していた東京新聞の男性カメラマン(38)と、日本テレビの男性記者(37)の日本人2人が武装警察に一時拘束され、顔や腹などに軽傷を負ったことが5日、わかった。現場では武装警察が厳重な警備を敷く一方、ウイグル族など少数民族の住民は、公安当局の締め付けを恐れ、固く口を閉ざしている。
 東京新聞や日本テレビによると、拘束された2人は、4日夜、現地入りした。東京新聞カメラマンは同日午後10時45分(日本時間午後11時45分)ごろ現場を取材中、数名の武装警察官に囲まれ、2台のカメラと携帯電話を取り上げられたうえ、抱え上げられ、武装警察施設に連行された。

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08月07日(木)
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