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『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■中越沖地震の記録 (20)
同症候群は、狭い場所に長時間、同じ姿勢でいることで、足の静脈にできた血の塊(血栓)が肺の血管に詰まり、呼吸困難などを引き起こすもの。同市の柏崎小学校体育館では、高齢者らが、午前10時過ぎから次々に受診。医師や看護師がふくらはぎの静脈をエコー検査で調べ、同症候群の疑いがあるとして血液検査を行ったケースもあった。
(2007年7月28日11時59分 読売新聞)
8、刈羽 水田送水管80カ所破損 500ヘクタールで影響
中越沖地震で刈羽村の田んぼに水を送るパイプが約80カ所で破損し、水の供給ができなくなっていることが27日、分かった。8月上旬までの期間は特に水が必要な稲の出穂期に当たり、コメの出来を大きく左右する。7月内の完全復旧は難しく、農家からは「このままでは収穫期に大変なことになる」と焦りの声が上がっている。
同村は古くから田んぼへの水の供給に悩まされてきた。安定供給のため10年ほど前、地元を流れる別山川の水をポンプでくみ上げて送るパイプを地中に整備した。3つのポンプ場のある勝山地区では、滝谷と滝谷新田だけで12カ所のパイプの破損が確認されている。
同地区で34ヘクタールの水田を保有する勝山農産(武本一巳社長)では、地元の製菓会社と契約栽培しているもち米「わたぼうし」に穂が出始めた。武本社長(68)は「一刻も早く稲に水をやりたい。来月4日ごろにはコシヒカリの穂も出始めるので、復旧には一日の猶予も許されない」と訴える。25日には送水試験を行ったが、農道の至る所で水が染み出たり、土砂が噴き出したりした。
刈羽村災害対策本部などによると、パイプの破損で影響が出る水田は村全体で約500ヘクタール。村は8月上旬を目標に完全復旧を目指す。
自宅が地震でつぶれたという同村十日市の専業農家男性(70)は「パイプは地中にあるため、修復は簡単じゃない。ライフライン優先は分かるけど、農家にしてみればパイプも急いで復旧させてほしい」と話していた。
穂が出始めた勝山農産のもち米「わたぼうし」。水の供給ができず、武本一巳社長は不安顔だ=27日午後3時ごろ、刈羽村滝谷新田
2007年07月28日
9、心の傷、高齢者に色濃く…3年前の中越地震で被災者調査
新潟県中越地震(2004年10月)で被災した60歳以上の人は、若い人に比べ、抑うつ感など「心の傷」がいまも治りづらい状態でいることが、東京女子大の広瀬弘忠教授(災害心理学)らの調査でわかった。
新潟県中越沖地震でも多くの高齢者が被災し、避難所生活を余儀なくされているが、広瀬教授は「高齢者の場合、ストレスが小さいように見えてもなかなか癒やされない。周囲が積極的にかかわるなど心のケアが大切だ」と提言している。
広瀬教授らのグループは、中越地震で被災し、仮設住宅で暮らした経験がある長岡市(旧山古志村を含む)の20歳〜80歳代の住民112人を対象に、意識調査を行った。調査は05年から今年にかけて3回に分け、「なんとなく不安だ」「眠れない」など、PTSD(心的外傷後ストレス障害)の判定にも使われる13項目の心理状況について質問した。
その結果、初回調査時には、59歳以下の被災者の中で、PTSDの症状が「ある」と答えた項目は平均で3・11件だったのに対し、60歳以上は2・84件と少なかった。しかし今年2月の第3回調査では、59歳以下の被災者は平均2・33件と減ったのに、60歳以上は2・66件と、ほとんど変わらないことがわかった。
特に「物事に無関心」「抑うつ感がある」など無力感や無気力に関する4項目については、59歳以下では減少したのに、60歳以上は、逆に0・57件から0・61件へと上昇していた。広瀬教授は「被災後に家の片づけや仕事などで活動できる若い人に比べ、高齢者は避難所での生活が長くなりがちで、心の傷が治りにくいようだ」と話している。
(2007年7月29日3時0分 読売新聞)
10、柏崎で被災した家屋21棟、6割がアスベスト含む建材使用
新潟県中越沖地震の被災地で損壊した家屋の解体作業が本格化するのを前に、新潟県は28日、専門家に依頼してアスベスト(石綿)を使用した建材の実態調査を行った。
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07月30日(月)
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