ID:22831
『日々の映像』
by 石田ふたみ
[257985hit]

■中越沖地震の記録 (12)
7、柏崎刈羽原発:水漏れの建物内を初めて公開 (毎日新聞)

地震直後、火災が発生した3号機原子炉の所内変圧器周辺を調査する東京電力の職員ら=新潟県柏崎市の柏崎刈羽原子力発電所で21日午後2時53分、貝塚太一撮影

制御棒が入り緊急停止したことを示す7号機原子炉・中央制御室の表示板=新潟県柏崎市の柏崎刈羽原子力発電所で21日午後2時24分、貝塚太一撮影 新潟県中越沖地震で放射能漏れや変圧器火災を起こした東京電力柏崎刈羽原子力発電所(柏崎市・刈羽村)の建物内が21日、報道陣に初めて公開された。微量の放射能を帯びた水が原子炉建屋から外部に漏れ出た6号機では、水があふれた床がシートで覆われ、汚染された水をためるバケツが置かれていた。1号機の消火系配管付近では、地盤沈下が1.6メートルに達した場所もあった。

 6号機のタービン建屋の周辺も地盤沈下が激しく、東側の車道にはいくつも亀裂が走っていた。自動停止した7号機の中央制御室のディスプレーには各機器の状態が示され、「重故障」「軽故障」などの文字が並ぶ。

 中越沖地震では、火災を起こした3号機の変圧器の他にも、計4基の変圧器で油漏れが起きた。油漏れはいずれも、まだ止まっていないという。

 一方、新潟県と柏崎市、刈羽村は同日、安全協定に基づく立ち入り検査をしたが、東電の放射能の測定法や分析に問題はなかった。県は、放射能漏れの再発防止を徹底するよう東電を指導する方針だ。
【7月22日関東晋慈、田中泰義】




8、自動車部品メーカー連鎖休業、影響は全国に拡大  経済新聞
 新潟県中越沖地震により自動車全12社が生産の一時休止を決めたことで、全国各地の部品メーカーが連鎖的に生産休止などに追い込まれている。国内自動車産業で製造に携わる人員は約75万人。そのうち54万人強が部品産業で、リケンという1社の被災が広大な産業の隅々に影響を及ぼした。週明け以降、順次再開するとみられるが、今度は減産分を取り戻すための増産に追われることになりそうだ。

 トヨタ車を製造する関東自動車工業の岩手工場(岩手県金ケ崎町)に内装品を納入する関東シート製作所(同・北上市)。関東自動車が19日夜から操業を停止したため、20日は操業を取りやめ管理部門や工場の間接部門のみが出勤した。  
7月22日



9 地震で罹災証明法分からず、被災家屋「いつ解体」  経済新聞
 新潟県中越沖地震で被害が大きかった柏崎市などで「倒壊しかかった家屋を解体してよいか」と悩む被災者の姿が見られる。罹災(りさい)証明を受ける前に解体すると、税の減免などを受けられないと考える人が多いためだ。市は「被害状況がわかる写真などでも証明は受けられる」と説明しているが、市民への周知は進んでいない。

 「通行人に万が一のことがあったら危ないので、早く解体したいのだが……」。同市東本町の主婦、土田富子さん(74)は20日、倒壊寸前の自宅を前にため息をつく。 07月21日 08:17



10、「棚を見ると落ちる」と震え、新潟県教委に被災小中生の声 ( 読売新聞)
 「棚を見ただけで落ちてくるんじゃないかと震える」「少しの物音にもびくっとする」。
 新潟県中越沖地震で被災した小中学生らのこんな声が、県教委が開設した「心の相談室」などに寄せられ始めた。
 心的外傷後ストレス障害(PTSD)の発症にもつながりかねないため、相談室は柏崎市とも協力し、心のケアに力を入れる。
 県教委は18日、ともに避難所となっている柏崎市立柏崎小学校と刈羽村生涯学習センターに「心の相談室」を開設。20日までに8組の親子らが訪れた。
 県教委などによると、母親らと相談に訪れた5歳の女児は震災後、タオルを常に口にくわえていないと落ち着かなくなった。小学2年の女児は、母親が後片づけのために倒壊した自宅に連れて行こうとすると非常に怖がり、自宅へ行けない状態が続いているという。また、中学3年の男子生徒はちょっとした揺れや物音にも身を震わせ、パニック状態になるなど強い不安感を示している。
 柏崎市教委にも、「地震前に比べて無口になった」「ちょっとしたことでパニックに陥る」などの相談が寄せられている。

[5]続きを読む

07月22日(日)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る