ID:22831
『日々の映像』
by 石田ふたみ
[257973hit]
■小沢代表の辞意撤回
民主党の鳩山由紀夫幹事長は03年の自由党との「民由合併」の直前、同党首だった小沢氏から打ち明けられた。「『政策を実現させてやるから』という約束を信じて自民党との連立政権に加わったが、だまされた」
しかし、小沢氏は再び「連立」にかじを切ろうとし、またつまずいた。
「代表本人の口から、すべての経緯を話して頂きたい」。鳩山氏も6日夜、注文をつけた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
小沢代表:続投を正式表明し陳謝 民主党両院議員懇談会で
毎日新聞 2007年11月7日17時15分
民主党の小沢一郎代表は7日夕、東京・永田町の党本部で開かれた両院議員懇談会で「この体にもう一度むちを入れ、政治生命をかけ次期衆院選を全力で戦い抜く決意をした」と述べ、辞意を撤回して続投する意向を正式に表明した。福田康夫首相との党首会談をめぐる混乱については「国民、支持者、党員、同僚議員に迷惑をかけたことを心よりおわびする」と陳謝した。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
小沢代表:翻意の理由・影響は? 旧知の2人が分析
毎日新聞 2007年11月7日 13時35分
密室での党首会談と大連立構想。役員会で拒否されると辞意を表明し、慰留され、結局は撤回−−。一連の小沢一郎・民主党代表の動きと、民主党への影響を、かつて小沢氏に身近に接した2人に、分析してもらった。
◇民主、危機感でまとまりも…平野貞夫・元参院議員
辞意撤回は今までの小沢氏のスピリットから考えればありえない話だが、党代表に就任した時に「自分自身が変わる」と宣言したので本当に変わったという証明になったかもしれない。「政権獲得」という大義のために恥を忍んで決断したのだと思う。
マイナス面ばかりではない。民主党としては「このままでは選挙は負ける。我々も一緒になって小沢氏を支えなきゃいけない」という危機感が生まれただろう。今まで政策も選挙も党運営も小沢頼み一本で来たから逆にまとまる可能性がある。これからの努力次第だ。
今回の連立構想は小沢氏がはめられた部分もあり、振り子の原理で今度は福田首相に矛先が向かう可能性もある。
【平野貞夫(ひらの・さだお)氏】 71歳。衆院事務局出身。小沢氏の知恵袋と呼ばれ、自民、新生、新進、自由、民主の各党に所属した。04年引退。
◇対決路線は取れなくなる…政治アナリスト、伊藤惇夫さん
民主党の慰留工作には二つの面がある。一つは小沢さんに頼るしかない他力本願。もう一つは、小沢さんを野に放つと民主党が割れるかもしれないとの懸念。民主党の多くは参院選に圧勝した「小沢神話」を引きずり、頼らざるを得ない。ほかにも人材はいるが、支えていこう、自分たちで何とか勝とうという意識が希薄だ。そして、四分五裂を食い止めたいとの思いも、民主党の大勢を占めたのだろう。
非常に厳しい言い方をすれば、党首としての小沢さんの資格要件に疑問を感じる。ただ、以前の小沢さんなら、一度辞めると言ったら辞めていた。一連の騒動は個人的に残念だ。連立まで踏み込んだ小沢さんは今までのような対決路線をとれなくなる。自民党は余裕を持って対応するだろう。
長期的には分からないが、短期的にはこの一連の動きに対する有権者、国民の失望感は大きいだろう。どう解消していくか、いばらの道だ。
【伊藤惇夫(いとう・あつお)氏】 59歳。自民党事務局から新進党。太陽、民政、民主各党事務局長を歴任。01年に退任。
11月07日(水)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る