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『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■「小沢時代」終わりの予感

 小沢騒動はどう続くのか。
「両党首は連立政権の17閣僚の配分を自民党10、民主党6、公明党1とすることでも合意、「大連立」を前提に話し合いが行われていた」〔読売から〕
民主党幹部全員はこれを拒否した。
「逆に民主党が受け入れなかったことについては、「評価する」が民主支持層で78%に達したが、自民支持層は34%と低かった」国民の支持のよって政党が成り立っている。小沢戦略を民主支持層の78%が反対なのでる。
 ナポレオンの小説を読んだ人は記憶にあると思う。最盛期あれだけの絶大な権力を持った人でも、パリの世論に最新の注意は払っている。民主支持層の78%が反対の政治行動を取る小沢氏、「小沢時代」終わりを予感 させる。

おごり? 未熟さ? 小沢氏辞意表明 識者はこう思う
2007年11月05日07時41分 朝日新聞
小沢氏、連立急ぎ孤立 総選挙情勢も影響 辞意表明
2007年11月05日07時34分朝日新聞
連立提案「評価せぬ」48% 本社世論調査
2007年11月05日02時09分 朝日新聞
小沢代表辞意:「連立構想」拒否され…「もう疲れた」
                     2007年11月5日 毎日新聞
党首会談で「小沢副総理」一度は合意、17閣僚の配分も 
(2007年11月5日3時0分 読売新聞)
辞任表明の小沢氏 異例のマスコミ批判
2007.11.4 産経新聞
小沢氏辞任会見詳報(1)「けじめをつけるに当たり」
小沢氏辞任会見詳報(2)「中傷報道に厳重に抗議する」
小沢氏辞任会見詳報(3)「辞職願を出そうと考えたのは昨日」
「逆ギレ辞任だ」 民主党内からも批判の声
「無責任」「これからどうなる」 小沢氏辞意に疑問の声
成功と挫折の小沢手法 小沢一郎氏の軌跡




おごり? 未熟さ? 小沢氏辞意表明 識者はこう思う
2007年11月05日07時41分 朝日新聞
 ■英雄が失敗する典型的パターン 〈政治評論家の森田実氏〉
 首相との事実上の約束を守れなかったのだから、責任をとるのは当然だ。ただ、会見を見ていて「小沢さんは分かってないなあ」と思った。国民が彼に不信を持つのは、「政権交代をする」と言い続けて参院選で支持を集めたのに、違う方法をとろうとしたから。これでは国民を欺くことになってしまう。そもそも首相と2人だけで会談したのはなぜか。「密室政治」「独断専行」と言われても仕方がない。
 もしも党代表を辞めないまま政権が交代していれば、間違った人物が権力を持ってしまうところだった。もっとちゃんとやってくれると期待していたが、参院選の成功がおごりに転じた。英雄が失敗する典型的なパターンだ。

 ■よく考えた上での動きとは思えず 〈橋爪大三郎・東工大教授・社会学〉
 今回の小沢代表の動きは不可解だった。小選挙区制・二大政党制なのだから、衆参院のねじれで膠着(こうちゃく)状態になれば、総選挙で野党が政権交代を目指すのが筋だ。普通、大連立は、第3党がキャスチングボートを握るのを嫌い第1党と第2党が組むものだが、今回の大連立はそうとは思えず、よく考えた上での動きとは思えない。
 民主党は政権担当能力を証明するために堂々と国会で論戦を続けていくべきだった。総選挙で負けたとしても、負けっぷりがよければその次にチャンスがあったはずだ。小沢代表の行動は、日本の政党政治はまだ未熟だという印象を国民に与えたのではないか。

 ■行動力や決断力、見せたかった? 〈佐藤綾子・日大芸術学部研究所教授・心理学・パフォーマンス学〉
 辞任会見でもなお、小沢氏は大きな声で語尾を強め、あえて挑戦的な言い方をした。参院で第1党になったことの自信や強気の表れだろう。福田首相との党首会談をめぐる混乱の責任をとって党代表を辞任するというのは、安倍前首相が辞めたときと違って大義名分が成り立つ。このままでは党内がまとまらないと判断し、自ら花道をつくって格好よく辞めてみせた。党内や国民に対し、自らに行動力や決断力があり、荒業ができるということを見せたかったのだろう。
 小沢氏は今後、党内にとどまって隠然と力を蓄え、選挙を戦える態勢を整えるのではないか。



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11月06日(火)
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