ID:22831
『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■ 中国製ギョーザの謎が深まる。
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中国製ギョーザ:食品メーカーなどで「意図的混入説」強く
毎日新聞 2008年2月1日 20時15分
中国製冷凍ギョーザの中毒事件について、国内の食品メーカーや小売企業の間では、「意図的な混入説」を挙げる声が強まっている。各社はこれまで、中国の現地工場などの品質や安全管理体制の強化に取り組んできており、「人体に深刻な被害を与えるほどの薬物の混入は、通常の生産管理体制の下では考えられない」(小売り)ためだ。
各社は、中国産食品への不信感が高まっていることを受けて、輸入食材や食品の安全性確保のための工夫を重ねてきた。日清食品は06年11月、中国・上海市に独自に検査機関を開設し、日本に輸入する農産物の残留農薬や、畜産・水産物の有害物含有などを検査している。日本にも同様の検査機関を持ち、二重のチェック体制をとってきた。
小売りではイオンが、衛生管理にとどまらず、現地企業で労働争議が起きていないかどうかや法令順守体制が万全かなどについても、調べたうえで自社ブランド製品の生産委託先を選んでいる。農薬検査も畑を含め全5段階で行っており、「農場の中には管理が日本より進んでいるところもある」(担当役員)という。
中毒の原因となったギョーザを製造した天洋食品は日本の19社と取引しており、各社は自ら工場の品質管理体制をチェックするなどしたうえで、安全管理が十分だと判断してきた。このため、「よほどのことがない限り、大量の薬物が製造過程で誤って混入することは考えにくい」(食品大手)との見方が根強い。
現段階では意図的な毒物混入かどうかは不明だが、日清の安藤宏基社長は「意図的な混入を防ぐには、すべての商品を対象に検査しなければならない」と、問題解決に限界があることを認めている。【平地修、工藤昭久】
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中国製ギョーザ:袋の「穴」はどこで? 広がる怒りと困惑
毎日新聞 2008年2月1日
中国製冷凍ギョーザによる中毒事件は、兵庫県高砂市の事件のパッケージに穴があったことが分かり、有機リン系殺虫剤「メタミドホス」が、人為的に投入された可能性が出てきた。どの場所でどういう経緯で混入したのか、「穴」はどこで開いたのか。日中で事件に対する怒りと困惑が広がった。
◇中国市民は
問題のギョーザを製造していた中国河北省の「天洋食品」は、約630人が午前8時から午後6時まで働く。手作業部はすべて手袋着用だ。しかし、最近雇用を巡って労働争議があったばかりといわれ、「何があっても不思議ではない」とうわさされる。
工場近くの小売店店主の閻華さん(34)は「中国人はやさしいから、故意に日本人を狙って薬物を入れるなんてことはあり得ない」と言う。ただ、「3、4年前に天津で、牛乳工場の従業員が解雇を恨んで乳製品に毒物を混入して食中毒被害が出る事件があった」と話す。
また、北京在住で日系企業に勤める金美花さん(26)は「2つの可能性がある。日本で開けられたのなら、今夏の北京五輪を支持しない日本人が中国のイメージを悪くするためにやったのだと思う。もう一つの可能性は冷凍食品メーカー間の競争が激しいため、食品業界関係者がやったのではないか」と自説を述べた。
◇輸送、管理は
輸入元の「ジェイティフーズ」(東京都品川区)の親会社、日本たばこ産業IR広報部は「袋は穴が開きにくい材質が使われており、製造段階で3ミリもの穴が開くのは考えにくい」と驚く。「万が一、何らかの事故で穴が開いたとしても、従業員が事故そのものに気づくはず。また穴が出荷まで見逃されるとは思えない」と語る。
流通段階での事故の可能性についても「段ボールを2階から落とすぐらいの衝撃なら分からないが、それも考えにくい」と話した。
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02月02日(土)
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