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『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■小沢代表の辞意撤回
 この二つを同時に解決する方法はないか。場合によっては、政権の一翼を担えば、私たちの主要政策がいま実現し、政権担当能力を目に見える形で国民に示し、総選挙で勝つ可能性が高まるのではと考えた。最難関の安全保障で最大限の譲歩を示し、連立を打診されたとき、二つの課題を解消する一つの方法と考え、政策協議について役員会に話した。しかし政策協議に応じず、政権交代を目指すとの声が多く、私は直ちに福田首相に伝えた。
 今思えば、それで総選挙に向けて頑張ろう、私が先頭に立つと、まとめればよかったと考え、反省している。しかし、その後いろんな憶測や誤解で混乱が生じたのでけじめをつけないといけないと思い、代表辞職願を提出した。いかにも不器用なやり方だった。しかしそれにもかかわらず三役、衆参両院議員が混乱を治めてくれた。心から感謝する。みなさまのご厚意に私も新たな覚悟を持って答えないといけない。もう一度代表を務め、最後の決戦にあたりたい。どうぞ皆さんご協力お願い申し上げます。
 そして、本日を再スタートの第一歩とし、菅さん、鳩山さん、輿石さんとともに衆院選挙対策本部を立ち上げ、衆参一体の選挙協力態勢を確立したい。
 一年半前、私は自分が変わらないといけないと約束した。死にものぐるいで頑張る。みんなで政権交代に向けて頑張ろうではありませんか。
 最後に国民におかれても、政権交代を実現し、国民生活第一の政策を実行するためのご支持をお願いします。
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小沢騒動、2日で翻意「恥をさらすようだが」
2007年11月07日07時07分  朝日新聞
 自党を「力量不足」とまでけなして辞意を表明してから、わずか2日。同僚議員の必死の慰留を受けた小沢一郎・民主党代表が、「恥をさらすようだが」と言いながら翻意した。「壊し屋」といわれた政治手法は変わったのか。参院選を勝利に導いたパワーはなお維持できるのか。「剛腕政治家」の迷走が続く。
 「小沢さんはみんなで頼むともろいところがある。新進党の党首就任の時もそうだった」。そう話すのは、細川元首相の秘書官を務め、小沢氏と共に政権を支えた成田憲彦・駿河台大学長だ。
 もっとも成田氏は「小沢氏は戦略を変えた」ともみる。「『壊し屋』というのは時間的余裕があるときの話。政権交代可能な政治を作るという最後の目標のため、壊し屋にならない手法を選択したのでは」と指摘する。
 小沢氏側近だった平野貞夫・元参院議員も「辞意を撤回しなかったら、今までの『頑固な小沢』だ。だが、恥をかき、批判を覚悟して代表にとどまる選択をした」。
 一方、漫画家の倉田真由美さんは、一連の行動は党内への当てつけの色彩が濃いとみる。「関心が国民の方を向いていない表れだ。国民はお家騒動を見せられてうんざりと思うかも」と批判。「党内では、辞めて欲しいが当面は辞めて欲しくない、と思っている人は少なくないだろう。代表に対し、一層はれものに触るような対応になるのでは」と話した。
 元・自民党幹事長室部長で、幹事長時代の小沢氏に仕えた奥島貞雄氏も「小沢氏は『自分以外に代表をできる人間はいない』という計算と、言うことをきかない人間は許せないという傲慢(ごうまん)さがないまぜになり、辞意を表明した。情けない民主党は小沢氏の計算通り必死に慰留し、彼のプライドも一定程度修復されたのだろう」と読み解く。
 「大連立の話に乗ったところで、小沢氏の政治生命は終わった」と話すのは、山口二郎・北大教授(現代政治)。ここ数日の小沢氏は「ひ弱な印象で、自信がないように見えた」と言い、かつての「剛腕」ぶりからの様変わりに驚く。「民主党は、小沢代表を首相候補として政権を目指すと言っても、もう前向きな雰囲気やエネルギーは出てこないのでは。早く次のリーダーを決めて立て直しを図るべきだ」
 一方、民主党内などには安堵(あんど)感も広がる。無所属ながら衆院の民主党会派に所属する田中真紀子議員は連立構想には反対だが、「小沢さんでなければ、次の総選挙で勝てない」と言う。こわもてで口べたの小沢氏を「昔の日本のお父さん」と評してきた田中氏。「党の支持者にはきちんと説明しないといけない」と苦言を呈した。

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11月07日(水)
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