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つらつらきまま
by seri
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■さよならワッハホール
ワッハ上方にあるワッハホールが来月26日に閉館。
baseよしもとも閉館するが、元ワッハホールに移転とのこと。
baseは地下から5階に移動するだけじゃないか、という気がしなくもない。
ワッハホールは松竹芸人や、噺家さんが独演会をやってたりしていたので、そういう小屋が一つ減ってしまうのは、なんとも寂しくて残念。
それにしても、何の脈絡もなく(ルミネだって、採算取れなくなったりしたら、いつかは閉館しちゃうんだよなぁ)とか思った矢先だったので、base閉館のタイムリーさには少し驚いた。
「YURA YURA TEIKOKU LIVE 2005-2009」が届いた。
CDを先に聞いたが、あまりピンと来なかった。
しかし、DVDを見ると、(これに収録されているライブではないけれど)ゆらゆら帝国ライブに参加した時の独特のトリップ感が少しよみがえった気がした。
客に媚びたり近寄ったりせず、淡々とライブを繰り広げる3人と、各々の感覚でゆらゆら帝国を楽しんでいた客。
ほったらかされ具合が妙に心地よかった。
ファンとしての忠誠度を確かめられているかのようなお決まりの振り付けやコールなど皆無で、一体感とは無縁のように思えて実は適度な距離感を保つという点では、暗黙の了解がきちっと行き渡っていた。
他人の目が気にならないし、私も他の人のことが気にならない。
ゆらゆら帝国のライブは、ある意味理想的な場だった。
もうその場所はないから仕方ない。
12月に出る1997年と2001年のライブDVDには、私の大好きな「昆虫ロック」がどちらにも入っている。
というか、2001年5月20日に行われた日比谷野音のゆらゆら帝国初ワンマンライブのセットリストは、神としかいいようがない。
「昆虫ロック」→「されたがっている」→「発行体」→「ズックにロック」から「グレープフルーツちょうだい」にいっちゃうあたりとか。
11月25日(木)
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