ID:15636
つらつらきまま
by seri
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■子は鎹
桂文珍師の国立劇場10日連続独演会を見に国立劇場へ行く。
ゲストは鶴瓶師!
14時30分開演と思い込み、それなら午後休でも間に合わないからと一日休を取ったが、よくよく見たら14時30分開場/15時開演だった。
演目は、開口一番が珍念さんの「代脈」→「軒付け」(文珍)→「子は鎹」(鶴瓶)→仲入り→大神楽(柳貴家小ゆき)→「口入屋」(文珍)、という流れ。
上方らしい噺を、ということで文珍師は選んだとのこと。
鶴瓶師は正直なところ、(まぁ今日も「青木先生」かなぁ)なんてな気持ちで足を運んだら、鶴瓶師の番になると見台が取り除かれ、(あれっ、これはまさかの古典?)と期待が高まった(鶴瓶さんの場合、見台でやる時は私落語)。
しかも、演目は2002年9月9日にこの国立劇場でやり、落語に回帰するきっかけとなった「子は鎹」!
(わぁ〜、鶴瓶やる〜(興奮のあまり敬称略))と、毎度のことながらテンション上がった。
私が知っている「子は鎹(または子別れ)」は、子供は母親と一緒に住んでいる設定だが、鶴瓶さんは父親と一緒に住んでいる設定。
無理矢理泣かそうとする感じじゃなくて良かった。
子のこまっしゃくれ具合もちょうどよくて。
文珍師は、時々、言葉の端々にブラックな一面が垣間見えた(^^ゞ。
「口入屋」のサゲの状況はあまりイメージが湧かなくて、教養があればなぁ...と少し悔しくなる。
生まれてこの方集合住宅以外に住んだことが無いので、“膳棚”といわれても、食器棚の親戚ぐらいにしか想像できず…。
母親が出てくる夢を立て続けに見る。
いずれの夢も覚める間際に私の方から、「ぎゅってしていい?」と訊ね、抱き締めに行く。
抱きしめる感触と抱き締められる感触が確かにあり、夢から覚めると寂しさと切なさが募る。
そんな折、柳家花緑師の入籍のニュースをネットで見て、そこに奥さんのお母様が亡くなられたのが4月なので、今まで悲しい思い出だった4月が楽しい思い出となるように、という配慮で4月に入籍した、とあり、それもありだなあと思った。
でも、入籍した日が姑(花緑師の実母)の誕生日というのはちょっと…なんてことも(^^;。
Youtubeで、斉藤和義さんの「ずっと好きだった」を見ると、“あなたへのお勧め”に、ビートルズの「Get Back」が出て来るので、機械のくせに分かってるじゃん、となんだかにやりとなる。
ちなみに昨日の「日曜日のそれ」でも「ずっと好きだった」が流れていた。
「空から日本を見てみよう」のホームページにある「くもじい」と「くもみ」のプロフィールが良い味出過ぎて面白い。
くもみ、バイト中という設定なのに、くもじいとしょっちゅう散歩(というのも変だけど)してて良いのだろうか。
3日、11日と、陣馬〜高尾17kmを歩いてみた。
11日は5時間50分で歩けたから、もう大丈夫だろう。
最近、週間天気予報で土曜日が晴れだと山の用意をしてしまう(12日に有休を取ってたので、昨日は日曜日だけど登った)。
歩いているうちにむかむかしていたことやもやもやしていたことがどこかに消えてくれるから、心身とも良いデトックス効果を生みだしてくれて、しばらく止められなさそう。
04月12日(月)
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