ID:15636
つらつらきまま
by seri
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■今年のキーワード

まだ今年が終わるまで1カ月ほどあるが、私にとって2009年はどんな年だっただろうかと考えたら、“脈絡のなさ”という言葉がしっくり来る1年だったように思う。
 (ドリフって面白い)と今さらハマってしまい、怒涛の勢いで、DVD鑑賞したり、CD聞いたり、志村魂を見に行ったり、CATVに加入してファミリー劇場でやってる「ドリフ大爆笑」を熱心に録画したり、その流れから(昔のドリフってどんなだったんだ?)という疑問が湧いたので都内古本屋巡り&古本市巡りを毎週のようにやり、ドリフ関連の資料本を買い漁ったかと思えば、(このつかめなさが…癖になる)と、昔昔亭桃太郎出演落語会に顔を出すようになったり、かと思えば、(歩きたい!緑を見たい!登りたい!)と、にわか登山者になったり…。
 私、何を目指してるんだろう。

寄席やお笑いライブに足を運んだ回数が昨年までに比べて激減。
 定期的に見に行くライブというのが年々減っているから当たり前と言えば当たり前か。
 しかし、鶴瓶さんより桃太郎さんを見た回数の方が多かったなんて。
 桃太郎師のらくだを聞くと、「鶴瓶版らくだ」の熊や紙屑屋のドスの利き方は、悪べえモードの時の地が出てらっしゃるのでは?と思う。
 そういえば、桃太郎師は「らくだ」の稽古が嫌で嫌で仕方なかったらしい。
 「長講の会」でネタ卸しをしなければいけないので、やらざるを得ない、というのも余計に嫌気がさすのかもしれない。
 鶴瓶さんも「死神」をやるようにと小朝さんから言われたのでありとあらゆる人の「死神」を聴いたがどれもこれも辛気臭くて嫌になったとか言ってたなぁ。
 「死神」は何故か今流行ってるので、色んなバージョンのサゲもあるが、オーソドックスだった喬太郎師の「死神」は好きだった覚えがある。
 陽気な噺もすれば、不吉なオーラを持つ死神にも化ける器用さが聞いていて凄く心地よい。 
11月26日(木)
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