ID:15636
つらつらきまま
by seri
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■雀は悠々と大空を
「悠々遊雀」を見に内幸町ホールへ。
今日は開口一番・昔昔亭A太郎「たらちね」→遊雀「花見の仇討ち」→桃太郎「長短」→(仲入り)→遊雀「文違い」という流れ。
正直言うと、遊雀師の二席は個人的には面白かったがあまりピンとこず。
でも噺の筋がさっぱり分からずぽつんとおいてけぼりになる、ということはなかったので良かった。
入場の際に配られたチラシを見たらかなり精力的に独演会や勉強会を開いているようだった。
名前こそ雀だが、技量は鷹や鷲のように大きい噺家。
桃太郎師を仲トリにしたのは上手い構成だと思う。
仲入り前に終わらせないと、その後に出てくる噺家は桃太郎ワールドを払拭するために苦心しないといけないので、なかなか大変。
「長短」では、最近ごくごく狭い巷のみで話題の「キュッキュッキュー、キュッキュッキュー」が聞けず、ちょっと残念。
しかしどの会に出ても、ぱぁぱぁと好き勝手なことを言い残して去っていく桃太郎師。
7月の練馬での3人会はトークショーがおそらくあるだろうし高田文夫さんもいるから、遊雀師からどんなエピソードを聞き出すか楽しみ。
芸協への電撃移籍に至ったあのことは恐らく聞けるかな。
昨日買った「すーちゃん」(益田ミリ著・幻冬舎)に、胸が痛くなるセリフあり。
>自分探しってなんだよ
>世界にたったひとりしかいない本当の自分を
>自分が探してどうすんの
>それじゃあ自分がかわいそうだよ
でも、同じ作者が「上京十年」というエッセイでは、めんどうくさくてテーブルにほったらかしていたチューリップの球根を植えることにした理由が
>あんまり放っておくと、たまねぎと間違えてカレーに入れる可能性もあるかもしれないし...
という脱力するようなもので、張り詰められた感受性の鋭さと対照的なゆるゆるな日常生活の対比がなんとも可笑しかった。
春や秋は、なんとなく気持ちが落ち着かない季節。
そうなると無意識的にspitzをよく聴く。
10代という一番こころが揺れ動く時期にspitzをよく聴いていたので、それが影響しているのだろうか。
今のヘビロテは「夢追い虫」。
数年前、セロファンがカバーしたバージョンも好き。
山本幸久著「男は敵、女はもっと敵」(集英社文庫)を購入。
荻原浩以来のハマり度。
04月20日(月)
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