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つらつらきまま
by seri
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■ムカムカ亭桃太郎
何故この独演会のチケットを取ったのか今となっては全く覚えていないが、ともかくも「春の桃太郎 第二話」を見に国立演芸場へ。
 明日の談春・喬太郎・桃太郎三人会も絶対見逃したくないため、今週の私はタイトな仕事スケジュールを必死の思いでこなしている。
 今日の独演会は18時半始まりだったので、定時になるとすぐ抜けてきたが、それでも会場に着いたのは18時25分となかなか際どかった。

今日は
 開口一番:昔昔亭A太郎「桃太郎」→桃太郎:「唖の釣り」→(ゲスト)柳家三三:「加賀の千代」→<仲入り>→トーク→桃太郎:「鰍沢」
 という流れ。
 最近になって古典をやる楽しさを知った桃太郎師なので、二席とも古典落語をやったが、王道の古典落語しか受け付けない人なら苦虫噛みっぱなしなのかも。
 50歳を過ぎて落語に目覚めた鶴瓶さんのファンである私は、大師匠の古典落語よりも桃太郎流古典落語の方がすんなり入って来るから嬉しい限りだが。
 そういえば桃太郎師の会は、他の人の会に比べて居心地の悪さをあまり感じないが、これは東京と上方の違いはあれど、異端児扱いされる落語家のファンが持つ共通の心情があるのかもしれない。
 それにしても、正調・鰍沢はどんな噺の筋なのだろう。
 他の人がやれば、おくまが非常に怖いようだが。

相変わらず“きっぷの良さ”とか“粋”とか“いなせ”とか“爽やか”とかいう言葉から程遠い桃太郎師だったが、“正直”なぼやきやつぶやきは今日も数々聞けた。
 その中でも「落語協会から移ってきた遊雀さんは落語が上手いんだよ。芸術協会の中でかなり上だよ」という言葉が聞けて凄く嬉しかった。
 そして(あぁ、やっぱり遊雀師の落語はいい落語なんだ)と再確認。
 三遊亭遊雀は、落語を聞いたことが全くない人にも落語の面白さを伝えることができる噺家の一人だと思う。
 4月の二人会と7月の三人会が非常に楽しみだ。

 フリートークでは、桃太郎師が柳昇一門(主に桃太郎・昇太・鯉昇の三者間だが)の少しも麗しくない暴露話や、落語協会のうわさ話などを好き勝手に切り出しては唐突に終わらせたりして、初対面に近い三三師は翻弄されっぱなし。
 帰り道、たまたま三三師のファンの会話を聞いたが、その方は桃太郎師のつかめなさに面食らった模様。
 ありえない、とまで言っていた。
 桃太郎師いわく、「昇太はその場で面白い。桃太郎は二日経って面白いと思うらしいんだ」とのこと。 
 二日後、三三師のファンも気付けばあのふざけたジャケ写の「昔昔亭桃太郎1」「昔昔亭桃太郎2」のCDを大人買いしてたりして。

今日聞いた中で一番の名言。
 「あの漢字読めない総理。私の名前は、ムカムカ亭桃太郎と読むだろうね」。

BSフジの千原兄弟MCの番組を見る。
 映るたびにジュニアさんから文句を言われていた小堀さんはオイシイと言えばオイシイ役割なのだろうか。
 なにはともあれ結果オーライだったので良かった。

今日は本当に暖かく、春が来たことを実感。
 春が来ると聞きたくなるのがゆずの「春三」とTHE BLUE HEARTSの「旅人」。
 前者はそのものずばりで春の曲だが、後者は自分の4月以降の身の振り方が決まらずもやもやしていた頃によく聞いていた。
 「旅人よ計画通りにいかないことがたくさんある」のフレーズに慰められたものだった。
03月18日(水)
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