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つらつらきまま
by seri
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■素敵な一夜となった
酒が入るとおしゃべりになる。
泣いたり暴れたり絡んだり脱いだりする訳ではないので、そんなに他人様に迷惑を掛けない酒飲みのつもりだが、楽しくなり、思ったことをぽろっと言ってしまう。
本当に無意識的過ぎるほどに。
寒空の中高円寺HIGHへ。
目的は「唄つるべ〜トーク&ライブ〜」。
このライブ、気づいた時は売り切れだったりもう終わってたりして今まで気になりつつも行く機会がなく、4回目の開催でやっと初見参。
先週月曜日の東西落語研鑽会、木曜日の落語会at練馬と、鶴瓶三昧だった1週間のシメとなるライブ。
キャパは80人ほど。
歌舞伎座を満杯に出来る人が高円寺のキャパ80人のライブハウスでトーク。
素敵。
ワンドリンク制で、普段はノンアルコールを頼むのだが今日は気が変わり、カルアミルクをオーダー。
時々薬のようにまずいカルアミルクを出すところもあるが、ここのカルアミルクは飲みやすかった。
飲みやすいということは酔いやすいということで、始まる頃にはもう顔が暑かった。
そして、スーッと舞台に出て来た鶴瓶さんが目に入った瞬間、本当に無意識的に
「...カッコイイ」
と呟いていた。
呟いた瞬間、(あっ、今、確実に酔っ払ってる)と悟った。
素面の時、鶴瓶さんが目に留まっても「あっ!」しか言えない私が「...」と溜め、「カッコイイ」と単語を発したのだ。
酔っ払っていないわけが無い。
唄つるべはテレビでやってるものと同じで、鶴瓶さんのトークとトークの間にゲストミュージシャンの歌が入る。
今回はハセガワ ミヤコさんと入倉リョウさん。
歌うのはハセガワ ミヤコさんだが、彼女の歌が凄く素敵で、アルコールが入って感情がやや高揚ぎみだったとはいえ、ノスタルジックな曲調に泣きのツボを刺激され、何度か素で泣きそうになった。
時間がなくて出入り口のところで売っていたCDは買えなかったが、どうせ土曜日に池袋のHMVに行くからそのときにでも買おう。
トークは、「円楽さんの近況」「不肖の弟子」「不肖の弟子その2」「紅白に振られ牛に足踏まれる」「笑福亭鶴瓶のテーマは『バランス』」「タモリ曰く『何代も続く炭焼屋になりなさい』」「上岡さんは軟化してきたが、それでも“パペポDVD”は出しません」「らくがきのおっさんに会う」「リーの迷惑な引出物」「ぼんやり顔の祖父にはっきり顔の孫誕生」「吉永小百合さんから電話!」「ずれてるNHK〜幻の“『家族に乾杯!』ゲスト:高倉健”」「30年以上サインを持ち続けてくれたファン」「山田洋次監督夫人のお葬式」「お母ちゃんのクリスマスツリー」etc。
これらはもちろん凄く面白くて笑い転げたが、その合間合間に名言を挟んでくるのが鶴瓶さん。
「人間は生きてるうちに会っとかな。いつ会えなくなるか分からんのやから」
「人間が誰かにあげられるのは優しさしかないんですよ。お金が無い人も頭が足らん人も優しさやったらみんな平等に持っていて、分けてあげられる。人間が人間を傷つけることもあるけれど、優しさをあげることが出来て、救うことも出来るんです」
鶴瓶さんはお客さん全員に話しているのに、客一人ひとりに話し掛けてくれてるような気になる。
今年から毎年恒例の鶴瓶噺は「今までチケットが取れないから来れなかった人でも行ける機会が増えるように」と、青山円形劇場よりもキャパが広い世田谷パブリックシアターに移ったが、鶴瓶さんのトークは狭いところでやる方がよりハマる。
素敵な歌い手さんを知り、久しぶりの鶴瓶さんのフリートークを存分に楽しみ。
明日からまた頑張ろう、と思えた。
素敵な秋の一夜だった。
ありがとう、私の英雄(ヒーロー)。
ヒーローといえば、小堀ブログに随分と懐かしいものが。
会報にあれが載ってたのは5、6年前だから知らない人も多いかもなぁ。
「出会いのストーリー」でやった時の山本太郎氏のナレーションまで連想で思い出した。
11月27日(木)
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