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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■森田雄三withイッセー尾形の『イッセー尾形のつくり方2007in博多』ワークショップ2
いつもは日曜の朝は爆睡のしげ。が珍しく8時に起きている。
それで『仮面ライダー電王』を見たのだが、設定をいろいろと説明すると、ちょっと興味を惹かれたよう。「『響鬼』以来、見たくなるかも」と。史上最弱のライダー、というのが効いたか(笑)。
今日のゲストは池田成志君。ご存知の方も多かろうが、高校で同じ部活だった友人である。舞台では派手な役が多いが、一応イマジンに乗っ取られる役とは言え、基本的にはフツーのオヤジの役。なんだか老けたな。同い年だから当然と言えば当然なのだが。
『天元突破グレンラガン』第3話「顔が2つたぁナマイキな!!」
> シモンとの共同作戦(?)で見事ガンメンを奪取し、敵を撃破したカミナ。
> 奪ったガンメンを「グレン」と名づけて得意げなカミナはヨーコに誘われ、狩りに出かける。その狩場でヴィラルと名乗る獣人と交戦。
> ヴィラルのガンメン「エンキ」の強さにラガンとグレンは敗退。
> なんとか命からがら逃げ出したものの、翌日にはリットナー村が襲われるのは明白だった。
> 逃げようと提案するシモン。
> 提案を一蹴し、ヴィラルとの再戦を挑むカミナだったが、やはり歯が立たない。
> ボロボロになっていくグレンの姿に、思わず顔を伏せるシモンに対し、ヨーコはカミナがシモンが必ず来ることを信じて戦っているのだと話す。
> 「で、あんたはどうなの?」
> 脚本:中島かずき/絵コンテ:大塚雅彦/演出:孫 承希/作画監督:近岡 直・石原 満
今、気が付いたけれども「グレンラガン」って漢字で書いたら「紅蓮裸顔」になるんとちゃうかな(笑)。
今石監督がメインになるようになって、ガイナックス作品のエンタテインメント性は上がりはしたが、その分、他社の作品との差別化は今ひとつ、という印象である。
やっと登場した悪役ヴィラル、オープニングではキレた渚カヲル、という感じで期待していたのだが、セリフを喋るとこれが平凡というよりもただのバカで魅力がない。ただのチンピラか噛ませ犬である。
頼むからさー、もう、「終わりだ!」「ばかな!」「なぜだ!」なんてこれまで何十何百のアニメや特撮で使われきたのか見当がつかないくらいどうしようもないセリフをさー、臆面もなく喋らせないでちょうだいよ(涙)。
こんな萎えるセリフの間に「男の魂完全燃焼」とか「ムダムダムダ!」とか、島本和彦や荒木比呂彦のセリフを混ぜたって、かえって白けるだけなのである。
脚本の中島かずきを信頼できないのはこういうところだ。王道と陳腐の区別が付いていない。
作画はもう、テレビアニメとしては最高と言ってよく、アクションシーンと言うか殺陣のシーン、なぎ払われた草むらがパラパラと落ちていくようなカットなど、シビレろくらいの演出なのに、それがドラマにまるで絡まない。あと何話か見つづけたら、少しは面白くなるのか? 結局はエヴァ人気に頼らなければガイナックスは生き残れないのか?
ワークショップ二日目。
博多はほかの土地に比べてスケジュールがゆっくりの場合が多いが、古株が揃っているせいか、今回はテンポが速い。いつもなら二日目はまだ円座で練習、というところだが、今日は午前中にもう椅子を四つ並べた擬似舞台、そこで二人芝居を組まされる。
もっとも森田先生、「今日はNHKの取材があるから適当にやろう」と仰っておられたが(笑)。
昨日と違って、具体的に何をしろと言う指示が殆ど飛ばない。「ともかくやって」。
これでもうこちらは混乱する。伸び伸びと演技される参加者もいるが、私はそこでどうしても悩む。「考えちゃダメ。準備しちゃダメ、舞台に立ったそこで考える、あなたがやってるのはシチュエーションで、そっちに行っちゃダメなの」と言われても、ある一定のシチュエーションがないと、セリフがまるで出てこないのである。
ましてや、「思い出すことはいいけど、思い出そうとしちゃいけない」とまで言われてしまうと、これはもう観念論にしか聞こえない。いや、言葉の意味は決して抽象的ではなく具体的に理解はできるのだが、理解できたからできるというものではないのだ。
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04月15日(日)
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