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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■さよならカトウ君/NHKドラマ『慶次郎縁側日記2』第2回「正直者」
さて、その後のカトウ君であるが、しげが「ブログ消してるけど、どうするの?」とメールを送ったにもかかわらず返事がない。こちらから連絡を入れても反応がないので、しようがなく、しげは其ノ他君経由で連絡を取ってもらうようにしたそうなのだが、やっぱり音沙汰はないようである。
だもんで、劇団ホームページからもカトウ君のページは削除されてしまったし、よしひとさんもリンクを外してしまった。私ももうここまで来たらしょうがないかなと思ってリンクを削除した。これ以上、こちらがカトウ君のことを気にしているようなそぶりを見せると、彼はまたぞろ我田引水的妄想フィールドを展開して、「そんなに俺が必要か」なんてつけあがりかねないので、このへんでアプローチをするのもやめた方がよかろうと判断したのである。自分で決断できないやつを気にかけてやったところで、こちらの体力と気力が無駄に消費されるだけだ。
劇団を辞めるなら辞めるで、もともとうちは「出入り自由」なのでそう言えばよいだけのことだ。こちらも別に引きとめるつもりはないのだが、多分「引き止められない」ことが本人にも分かっていて、そのことを自覚するのが辛いので、「なし崩し的にいなくなってしまおう」という姑息な手段に出たのだろう。「自分の意志で切る」ことができないので「切られた」とこちらに責任転嫁したいのである。マンガキャラみたいにヒレツだが、まあ、人生の参考にしてるのがマンガとアニメと特撮しかないやつだからしょうがないのかもしれない。
何だかここまで情けないと、怒るよりも先に哀れになってくる。誰かに似てるよなあ、カトウ君って、と思ったら、『ちびまる子ちゃん』の「藤木君」にそっくりなんだと気がついた。自分の卑怯さに落ち込んですぐに永沢君に愚痴るのだが、それも無意識に同情を買うためのポーズだったりする。そういうところを永沢君に見透かされているのだが、周囲に「僕のことを構ってよ」オーラを発しているところまでそっくりである。
まあ、藤木君タイプの人間には永沢君タイプの人間がトモダチとしてはちょうどよかろうから、そういうトモダチを探していただければよかろうかと思う。ただ、男ならばともかくも、世の中に永沢君タイプの女の子がいるかどうかは定かではないが。
昨日、寝が足りなかったせいで、終日、軽い頭痛。
朝方も少し寝過ごした。目は覚めていたけれども、体が動かせなかったのである。どうにか遅刻せずに出勤しはしたものの、今ひとつ調子が乗らない。
少しばかり頑張って一仕事片付けて、早引けする。迎えに来てくれるようにしげに連絡をつけたが、「早く帰れるの? わーい♪」なんて言って喜んでやがる。
早く帰れるんじゃなくて、疲れて早く帰るの。そんでもってそりゃお前の夜泣きのせいなんだって。情緒不安定なヤツとくらしてるとこれだからなあ。
NHKドラマ『慶次郎縁側日記2』第2回「正直者」。
話はいきなり前回の一年後。皐月(安達祐実)はもう立派な森口家のご新造さんである(関係ないが、「新造」くらいちゃんと漢字変換してくれよ。「しんぞう」じゃないんだよ「しんぞ」だよ)。ところが夫の晃之助(比留間由哲)は、付け届けの類を一切受け取らず、正直、森口家の賄い方はかなり苦しい。皐月は慶次郎(高橋英樹)に何か仔細があるのではないかと相談する。
当の晃之助は、賭場の使いっ走りでかっぱらいを繰り返す若者の直太(浅利陽介)を、まっとうな道に戻そうと説得していた。以前の直太はアサリの剥き身売りで、釣り銭を誤魔化さない正直者と評判だったのだ。なぜ直太は悪の道に転落したのか、そのきっかけは実は慶次郎にあった。
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10月14日(金)
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