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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■日田屋形船と鵜飼い見物/『仮面ライダー響鬼』二十七之巻 「伝える絆」
今日は西鉄旅行のバスハイクで、親子三人、大分日田温泉への一日旅行。
朝になって、ふと、自宅のクーラーを消し忘れてるんじゃないかということに気が付いた。
しげに、「クーラー、消してないかな?」と聞いたら、軽く「かもね」と答えた。
かもね、じゃねーだろ、と慌てて飛び起きる。
うちのクーラーも、かなりガタが来ていて、すぐに埃が詰まって水が逆流してしまう。先日は水浸しになったキーボードがイカレてしまって、買い直さなきゃならない事態になってしまったのだ。もしかしたら、もうクーラーの真下は水浸しになってるかも、と不安になって、自宅にとって返す。
部屋に入ってみると、クーラーも電気もテレビも全部点けっぱなしである。後から出たのはしげだったので、全部しげの消し忘れなのだが、しげは「どんなに慌てて出たかが分かるね」と言ってノンシャランとしている。私が同じ失敗をすればジト目で睨めつけるくせに、他人に厳しく自分に優しいジャイアン気質は、しげのホネの髄にまで染み付いているのである。
朝食を三人でまた「ジョイフル」で取る。
日曜、朝の恒例、『仮面ライダー響鬼』を居間で見るが、父はさすがにこれには付き合わない。別の部屋で朝のニュース番組を一人で見ていたが、同居することになればこういうちょっとしたことですれ違いが生まれてしまうことだろう。年を取れば取るほど、頑固さだけは弥増していくだろうに、我慢できるのかなあ。
『響鬼』は二十七之巻 「伝える絆」。
前回より新登場の努(渋谷謙人)が、「親の反対で鬼になることをあきらめた」元鬼候補であったことが判明。名字はなんて言うんだろうか、ツトム君。ツクモとかツジサワとかツワブキとかかなとか、どうも本筋以外のことを気にしてしまうのはもうかなり病膏肓である。今のところ全話録画してるんだが、特典映像次第で改めてDVDを買うべきかどうか思案中だ。
「鬼にならなくても明日夢は弟子」。このヒビキの台詞は効いたなあ。申し訳ない、私はまだまだ『響鬼』を甘く見ていた。全体的にトボケてるし、ベタなギャグも多いし、面白いけれど逆に言えば「軽くてお気楽」なお話で、石森章太郎のマンガが本質的に持っている暗さ、そういうものとはもう決別した『仮面ライダー』をスタッフは作るつもりなんだろうと勝手に思っていたのだが、違った。
ストーリーは遅々として進まないが(笑)、それはじっくりと「受け継がれる魂」を描こうとする物語だったからなのだね。『五重塔』だよ、職人映画だよ、これ。そういうのを深刻に説教臭く語らせるんじゃなくて、何気ない会話の中で、さらりと言わせるところが上手いわ。
ラストの花火のシーンもいいねえ。お子さんと一緒に見ているお父さんお母さんは、お子さんから「『たまや』って何?」と聞かれたら、ちゃんと答えてあげよう(笑)。でも、勢治郎が2週連続で出演してないのがちょっと気にかかるな。下條さん、夏休み?
あと、先週から始まった劇場版の予告パロディ編が本編以上に(と言っちゃ悪いけど)面白い。ザンキは映画では「トウキ」って役で登場するのだね。それをアスムが「ザンキさんでしょザンキさんでしょ」と突っ込むので、ザンキがついボケてしまう。あの渋くて渋くて渋いザンキにボケキャラを演じさせるってんだから、これはもう大笑い。完全にスタッフのアイデア勝ちだね。アスム君が全然イヤミじゃないのもいいんだよなあ。
それから、これはお知らせですが、8月24日(水)の『愛のエプロン』に細川茂樹さんが出演するそうです。さすがのヒビキもインリンの超激マズ腐れ料理に果たして耐えられるかどうかミモノなので、ファンはぜひとも見ましょうね(後からこの日記読む人には意味のない告知でした)。
『響鬼』を見終わって、いざ出かけようとしたら、父は自分の部屋で居眠りしていた。私たちがうっかり寝過ごさないようにと、前日から泊めていたくせに、自分が寝過ごしてちゃ世話はない。疲れてる上に酒が効いていたのかもしれないが、放置はできないので無理やり揺り起こす。
「石原慎太郎がテレビに出とったけん、見ようとしたら、寝てしもうた」
「で、石原慎太郎は何喋りよったん?」
「寝とったけん分からん」
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08月14日(日)
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