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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■これだから腐女子はなあ/DVD『地球攻撃命令ゴジラ対ガイガン』ほか
 ふと気が付いたら、この日記をかなり長いこと「お気に入り」に登録してくださっていたある方が、いつの間にか登録を取り消しておりました。
 まあ、そういうこともよくあるのですが(笑)、その方の日記を拝見すると、自分で自分を「腐女子」と言い切って恥じない人でしたので、多分、最近の私の日記の「腐女子はしょうがない」といった一連の記述にハラを立てたのが理由でしょう。『鋼の錬金術師』とか、かなりお好きなようでしたし、『妖怪大戦争』についてもトンチンカンな批判ばかりしてましたし。
 この日記をずっとお読みになっていらっしゃる方なら先刻ご承知のことでしょうが、私の腐女子さんたちに対するスタンスは殆ど容赦がないものです。しばしば「キャラ萌えだけで作品を見るな、普通のファンからはメイワクだ」なんて、存在を全否定していると取られても仕方がないようなモノイイをしてしまうので、逆にその腐女子の方が随分長いこと私の日記に付き合ってきていたということのほうがフシギではあったのです。
 実は以前にも私の日記の内容について、その方は文句を付けてきたことがあって、そのときもその文句がいかに的外れであるかを指摘し反論して黙らせたことがあるのですが、そのときはどうやらしぶしぶではあっても納得はしたようでした。けれども内心ではかなりくすぶっていたものがあったのでしょう。今度は黙って登録削除という態度に出たのだと思います。
 もちろん削除されたことを怒ってもいませんし、非難しようとも思いませんが、結局は「腐女子ってキャラ萌えだけでしか作品を見ないイタいやつ」って批判に耐え切れなかったんだなあと、そのことは残念に思います。過激な表現をあえてしていますから誤解されても仕方がないのですが、私は実は「キャラ萌え」自体は全然否定してはいません。よく読めばそのことには気付いていただけるように書いているのですが、上っ面でしか文章を読んでいない人にはそれが分からないような仕掛けになっています。少しは読解力のある人じゃないかなと思っていたので、そうでもなかったと分かって、それがいささかガッカリだったということです。

 私が常日頃非難しているのは、実は「批判に耐えることのできないオタクや腐女子の精神的な脆弱さ」のほうだと言っていいでしょう。どんな作品でも、全ての人から完全に受け入れられることなんてありえません。完璧な作品などありえないからです。ですから、他人の批評が自分の意見と違っていて、激烈に批判されることがあったとしても、それに耐える精神力を持つことは「作品を鑑賞する者に等しく求められる最低限のスキル」であるわけですが、これが理解できない人があまりにも多いのです。
 私が作品を貶したときに「そんなに腹が立つなら最初から見なきゃいいじゃないか」と文句を付ける人がいますが、こういう人はもう作品を見たり読んだりする資格を初めから放棄しているも同然です。「実際に見なきゃ批判もできるわけがない」、こんな当然のリクツも理解できないくらい、アタマの回転がニブくなってしまっているのですから。好きな作品を貶された腹立ちのあまりの悔し紛れのセリフだとしても、こういうセリフをしょっちゅう吐いているようじゃ、その人の意見はもうマトモに相手にすべきものではなくなってしまいます。

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08月12日(金)
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