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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■いつものことだけど/映画『劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者』
 何とかこれだけは見逃さずにいるぞの『仮面ライダー響鬼』第二十五之巻 「走る紺碧」。
 今回はともかく「夏だから水着」。一番目立ってたのはやっぱり香須実(蒲生麻由)で、朝っぱらから黒のビキニかよってなもんだが、ヒロイン陣の中じゃセクシー系はどうしても彼女なんだね。反作用的に日菜佳(神戸みゆき)は可愛い系ってことになるんだけれども、それはひとみ(森絵梨佳)に任しといてもよかったんじゃないかなあ。でも、視聴者の多くが一斉に突っ込み入れてたと思われるのは、多分「あきら(秋山奈々)はなぜ水着にならないんだ!」ということだったと思う(笑)。本筋はどうでもいいや。


 午前中、次回公演の下見に、天神の福岡市文学館(赤煉瓦文化館)へ。
 もともと明治40年代に日本生命保険株式会社の九州支店として建てられたもので、ほんの20年ほど前まで「現役」だったのだが、外観だけでなく、内装もアール・ヌーボー式の姿を復元して、文学資料館として再生されている。ここの会議室、30人ほどが入れるので、その内装を利用して「舞台」にしてしまおうという発想なのである。とは言え、本当に使えるものかどうか、ゲンブツを見てみないことには判断が下せない。細川嬢と待ち合わせをして、実際に中を覗いてみることにしたのである。
 まあ、公演前はある程度情報は秘匿しとかなきゃならないので、詳述は避けるが、いやもう、こんなに「使えそう」だとは思わなかった。アレとかアレとか、まんま使えるし、問題はアレとかアレをどう処理するかってことなのだが、そこんとこはもう細川嬢のセンスにお任せしたい。細川嬢もイメージが沸々と涌いてきたようで、どんなものができあがるか、楽しみである。

 細川嬢、最近はビートたけしに関心があるそうで、出演、監督作を全て見たいとか。テレビ出演作だとソフト化されてないものも多いからなかなか大変だとは思うが、とりあえず私が持っているDVDをお貸しする。もっとも、私もたけしは好きではあるのだが、何しろ作品数が多いから、ビデオテープでエアチェックしてるものが殆どである。探してみたらDVDは『戦場のメリークリスマス』『御法度』『バトルロワイヤル』『座頭市』『明智小五郎VS怪人二十面相』しかなかった。代表作を微妙に外しているところが自分でも笑える。たけしファンでも最後のはカネ出してまであまり買わないよな。


 「博多リバレイン」の「柳川屋」で、三人で昼食。ここに来ると必ず「博多櫃まぶし」を勧めるのは恒例(笑)。ただ、お櫃一杯で二人前ちょっとの量があるので、食の細い人にとっては多少、胃にこたえる。私やしげはペロリなのだが、まあ普通は二人で食べてちょうどよいくらいだろう。
 念のため、細川嬢に「たくさん食べるほうですか?」と尋ねてみたら、「全然大丈夫です!」と元気に返事される。本当かなといささか疑問だったのだが、本当だった(笑)。人は見かけによらないものである。

 そのあと、博多座の「紀伊国屋」で本など物色。藤原竜也&鈴木杏主演・蜷川幸雄演出版の舞台DVD『ロミオとジュリエット』を購入。既にWOWOWで録画しているのだが、特典映像のインタビューが目当てね。写真集まで一緒に買ってしまったが、写真をぱらぱら見返してみても、蜷川さんのような重鎮が未だに先鋭的なのに改めて嘆息。
 若い人と会話しても小劇場系の人の話題が出るばかりで、なかなか蜷川さんの名前が出てくることは少ないが、あまり舞台とか見てないんだろうか。もっとも若い人は演劇関係者ですら「舞台」をあまり見なかったりするのだけれど。こないだの鐘下辰男さんとの懇親会のときも、そういう会話をその場に来てた劇団の人と話した。もうしつこいくらい繰り返してて若い人に悪いんだけど、もっといろんなもの見ようよ。

 予定は全て終わったので、そのまま帰る予定だったのだが、突然しげが「海に行きたい!」と言い出す。厳密に言えば、私はそのとき、車の後部座席で居眠りこいていたので、詳しい経緯は分からない。でも多分、詳しい経緯なんてなかったのだろう。
 「着いたよ!」という声に、てっきり車は自宅に着いたものだと思って、目を開けると潮風が頬を撫でて、目に真っ青な海が飛び込んできた。

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07月24日(日)
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