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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■人生ホリエモン/『MORNING GIRL』(鯨統一郎)
 定時に退社、電車に乗ると、車内がずいぶん空いている。
 どうしてかなあ、と首をひねっていたが、「学生の数が少ないのだ」ということに気づいた。小・中・高校生は今日が終業式で、午前中で帰ってしまっているのである。
 今年が初めての電車通勤であるから、こういう「変化」にも当然初めて気づいたわけで、他愛無いことではあるが何だか新鮮である。
 それでも何人かは高校生は乗っていて、その会話が何となく聞こえてきた。
 「お前、『アベノ商店街』って知ってる?」
 「聞いたことあるような気はするけど」
 「ダメだな、そこで『ガイナックスの?』って答えなきゃ」
 もちろんそこで「『アベノ商店街』じゃなくて『アベノ橋魔法商店街』だよ」なんて野暮なツッコミはしないのである。オトナになったなあ(←コドモでも見ず知らずの人にそんな突っ込み入れたらアレだと思われます)。

 車内広告で、『仮面ライダー響鬼』の細川茂樹&渋江譲二さんが三井グリーンランドまでトーク・ショーに来られることを知る。期日が8月14日で、盆のど真ん中なのだが、入場無料だし、ちょっと行ってみたい。ただ、PPPのメンバーを誘っても興味を示してくれそうなのがカトウ君とよしひと嬢くらいしかいないのである。いまいち盛り上がらないかもしれない(笑)。
 最近カトウ君は鬱が続いてるし、こういうのを気晴らしにしてくれたらいいんだが、スケジュールはどうかね? メール読むのも苦しそうだからこうして日記に書いてるけど、更新が長いことなかったし、まだ読んでくれてるかなあ。


 しげは夕方から映画『アイランド』の試写会で、中洲の明治安田生命ホールへ。しげが試写会に行くとは珍しいことだが、別に自分からハガキを送ったわけではない。私の同僚が三枚当たったので、そのうち一枚を分けてもらったのである。しげはユアン・マクレガーが結構好きなので、渡りに船であった。
 映画が終わったころに待ち合わせの約束をしたので、その間、私は時間つぶしに博多駅・天神をウロウロする。っつても寄ってるとこは全部本屋だ。色気がないこと極まりないが、あっても困るな。
 博多駅の「GAMERS」「紀伊国屋」、地下鉄で天神に移動して「福家書店」「紀伊国屋」「ジュンク堂」。これだけ回れば、買い控えしているつもりでもついついあの本この本と手が伸びて、自然、鞄の中は本でギュウ詰めになる。
 今回は、マンガも買ったが、主に活字本を10冊くらい買いこんだ。これだけ買っても、読むスピードだけは昔と変わらず早いので、一週間くらいで読みきれる。若いときに速読の修行はしておくものだと内心自画自賛。これで、日記に読んだ本の感想を全部書ければいいのだが、そこまでの時間は捻出できない。この日記はマンガと映画を優先してるので、そこはどうにもしょうがないのである。

 ホールには9時に到着。外見は普通のビルなので、劇場入り口っぽいところはない。狭いロビーには階段とエレベーターしかなくて、そこからバラバラとお客さんが出てくるが、しげの姿は見えない。最初に出て来る客はエンド・クレジットが始まると同時に椅子を立った連中だ。しげも私も字幕は最後まで見るので、おおむね3分はタイムラグが生じる。案の定、しげはほぼ最後に出てきた。しかし会うなり、「はい」と手渡されたのはヤクルトの「タフマン」。
 「なんだこれ?」
 「主催がヤクルトだったんだよ。ほら、書いてあるっしょ? 『いい男キャンペーン』って。だからあげる」
 上映の前に前説があって、そこで全員に配られたとか。軽く三百人くらいはいたと思うが、その殆どは女性である。なんか主催者と観客の感覚の間にズレがあるよ
うに思うが、まあ、貰えるものは何でも貰うのである。

 晩飯は近所の「カレーハウスCoCo壱番屋」で。夏カレーということで、「ニラもやしと挽肉の旨辛カレー」を注文。あまりココイチのカレーは好みではないのだが、これはモヤシがシャキシャキしていて、適度にあまりコクのないルーが滲みていて、なかなか美味かった。



 実は私は、一時期、毎年リニューアルされるタカラの「人生ゲーム」を追っかけて、十作くらい買い続けていた時期があった。

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07月20日(水)
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